代議士,地方議員,知事,市長や,外務省職員,特定郵便局長などの戦後早々に設定された権利および明治時代あたりから設定された権利(主に法律で規定された権利)は,現在ではサラリーマンや商店主などの普通の国民からは特別に設けられた権利のように見えはじめているのではないでしょうか。
日々マスコミに取り上げられている事項で,普通の国民が疑問を投げかけていることは,そこにあるように思えてなりません。
『特権』という言葉は昨今では死語になっているようで,皆さんが使わなくなっているように感じていますが,よく考えてみますと『特権』として従来は許容されてきたものが,現在のように情報公開される時代になってみると矛盾のように見えてきているのではないでしょうか。
しかし,代議士をはじめ『特権』を保有しています方々が,自分が特権を与えられていることを感じられず,その矛盾が払拭できなくなってように思えてなりません。
いかがでしょうか。