2013-12-29

聴いて下さい 与党の若手の皆さん!

今回の首相の発言は各国から問われていることに答えていないと思うのです。

問われているのは『A級戦犯』が合祀されているところに行ったことです。

だれも戦死者を祀っているところに行ったことを問題だと問いかけてはいないのです。

ご本人もご存じだとは思いますが。

しかし見た目からはそのようにしか見えないのです。

与党の若手の皆さん! あなた方のリダーがそのように応えてるのです。

また与党の中には同じように参拝しておられる数多くの方々がおられます。

どのように思われているのでしょうか。

もっと真摯にお考えいただくことはできないものでしょうか。

この問題だけでなく、現在の与党の若手の方々の価値観はどうなっているのかと思われる事柄が多いように感じますが。

いかがでしょう。




2013-12-22

首都の知事の職務内容はどのようなものなのでしょう

学生運動を経験した方でも、お金で知事の職務が全うできなくなるのかと唖然としています。

確かに明治維新の革命を達成させた薄給の下級武士も幕臣を追いやり、高給取りになって当たり前のように振る舞っていたようです。

いつの時代でもどなたでも地位が高くなると、思っても見ないような生活にどっとつかってしまうのでしょうか。

今度の知事選には行政をよく知っている方にしてもらわないと言いながら、いつもの方々のお顔がテレビなどに出ています。

今度は一度、知事の職務の内容を明確にして、その内容を全うするにはいかなるスキルを持っている人材が必要なのか、明らかにするのはどうでしょうか。

先ず、首都の知事の執務内容を一つ一つ列挙して、その夫々に対する要求スキルを上げるのです。

その結果を要求条件にして立候補された一人一人の候補者が持たれているスキルを評価するのです。

こう書けば、ビジネスの世界でコンサルされている方々は日々行っている行為と思われるのではないでしょうか。

ところで、このように考えていつも思うことなのですが、知事の職務内容が何なのかが分からないことです。

今までの知事を外から眺めて見ますと、どなたでもこなせるように思ってしまいます。

いかがでしょう。

是非マスコミの世界にいらっやる方々にこの辺りのことを教えていただきたいと思います。

出来れば、知事をご経験なさった方々からもどのようなことを日々行っていて、どのような能力が必要なのかを教えていただきたいと思います。

行政の手腕に熟知などという抽象的なことではなく、予算の数字を見て数字上から何が問題かが分かるスキルとかより具体的にです。

ビジネスの世界でご活躍のコンサルの方があればお分かりになると思うのですが。

コンサルの方で知事なりに必要なスキルをご存じの方がいらしたら是非声を上げて下さい。

期待しております。

よろしくお願いいたします。







2013-12-06

テレビの出演者の中に黒人の女性タレントが見受けられないのは?

テレビの番組やコマーシャルで、顔つきが日本人離れした方がアナウンサーも含めてタレントさんとして数多く活躍されていますが、女性の場合に白人のような顔つきの方が多いと感じないでしょうか。

男性の場合には結構前から黒人のタレントさんはいましたし、現在も多くの方がいらっしゃいます。

しかし、黒人系の女性の方はあまり見当たりません。


以前、BSの旅番組でレポーターとして活躍されていた女性二人のお笑いタレントで黒人系の方がいました。(相方はフラン系の白人の方だったと記憶していますが。)

これは一種の差別ではと感じ始めました。

また日本人と同じ範疇のアジア系などの黄色人種のタレントも数が少ないと思います。

どうしてテレビ界はこのようなことになっているのでしょう。

この有様は日本人が保有している外国人への対応の仕方そのものを、反映しているとは考えられないでしょうか。

このことは大げさかも知れませんが、明治維新以来の欧米重視の風潮そのものではないでしょうか。

そしてアジア軽視の風潮も今でもあるようなことはないでしょうか。

最近の近隣の国々とギクシャクしている有様は、まさにそのようなことが反映している見えてなりません。

いかがでしょう。

話しは戻りますが、最近は男性の黒人系のタレントがコメンテーターとして活用さてれいるのを拝見して何か嬉しさのようなものを感ます。

女性でも黒人系の方が活躍する日が早く来ることを期待するのは私一人でしょうか。

この様子は何かわが国の外交姿勢に通じるものがあると考えるのは、考えすぎでしょうか。


2013-11-19

ユニセフ募金の話題が上っていますが


「ユニセフ募金のうち各協会の活動費にあてられるのは最大25%と定められているが、日本ユニセフは2012年度の活動費を19%に抑え、81%(130億円)をユニセフ本部に拠出した。」
と書かれていますが。
19%と書かれると努力しているのか、と思ってしまいますが、金額で書くと30.5億円です。  130億円が81%であれば全体で160.5億円、その19%は30.5億円となる)
活動費のガイドラインが%で書いてあるることは曲者です。
あたかも小さな%であっても絶対額が大きくなると当然、今回の場合のように30.5億円にもなっているのです。
ガイドラインが絶対額で決められていなければ、組織としてあり得ない金額になるのです。
 %で決めるなら。
例えば、「全体がX億円までは5%までする。ただし、その金額がY円を超えた場合にはZ円を限度額とする。」のような決めた方でなければ、ならないのではないでしょうか。
寄付されたお金の30.5億円はあまりにも多額すぎるのではないでしょうか。
いくら160億円の内とはいえ。
毎年行われている日赤の義援金も神奈川県支部の平成22年度の事業報告でも11.3億円の支出の内、11.6%の1.3億円が業務管理運営費になっているのです。
全国であればユニセフどころではないのではないでしょうか。
募金は多額のお金が運営費用に使われているのです。
今回のことを踏まえて、その要因はどこにあるかを明白にすることが必要なのではないでしょうか。
まさか要員が多く多額の人件費がかかっているとか、                           理事とかの幹部の報酬が1000万円以上に支払われているとか、ではないでしょうか。
ユニセフの活動と言えば、BS放送などのTVでコマーシャルを流していたり、ダイレクトメールを郵送したりして、寄付金の一部とは言えない多額のお金を使っていることも、何か腑に落ちないことではないでしょうか。
寄付金で寄付金の宣伝をしているのですから。
今回提起された問題は、この辺りも含めて考えることが必要なのではないでしょうか。
いかがでしょう。
 
    

2013-11-12

食の偽装に対して

毎日のように食の偽装について報道されています。

全く呆れるばかりです。

偽装内容もさることながら、社長も含めて管理者の有様もです。

偽装内容で申せば、安い材料を高い材料のように偽装してること、素人でも材料の違いが認識できるものであることが呆れる原因です。

管理者の在り方ですが、現場の人材をあたかも素人のように話していることが呆れることです。

よく考えてみて下さい。

呆れるのは管理者です。

彼らは偽装した食の部門の利益率の高さに花丸を付けてきたはずです。

つまり、部門の評価を【優】を付けていながら、あたかも現場の状況を知らないようなそぶりをしているのです。

管理者は優を付ける際には、その理由、つまり利益率の良いことを担当部門に問いかけるはずです。

その時点で「おかしいな」と感じられるはずです。

管理者をご経験の方々! いかがでしょう。

偽装問題は現場が問われるのは当然として、その責任の所在は管理されている方々でしょう。

そのように考えて報道を観ていると、あまりにも社長、取締役の発言はお粗末に感じます。

いかがでしょう。

もしも現場の方々が報道されているように今回報道されている食材の差が分からないなら、管理されている方々はその現場の方々を即座に食の部門から外されるべきだと思うのですが。

いかがでしょう。





2013-10-20

わが国の原爆開発の痕跡

本日20日、BS11の「ウィークリーニュースONZE」で福島第1原発に近い福島県石川町で戦時中、原爆開発されていたと報道されました。

終戦近い1944年に軍部によって原爆開発のためにウランの採掘が指示され、動員された住民によって作業が行われたとのこと。

このようなことは聞いたことがないなと思い、調べてみました。

理研が1941(昭和16)年に、陸軍航空技術研究所から原爆開発の可能性に関する研究の委託を受け、当時、原子核物理の第一人者だった理化学研究所の仁科芳雄主任研究員(1890~1951年)が報告書を作成し、1943年3月に陸軍に研究成果を報告書として提出されたようです。

「原子核分裂によるエネルギー利用の可能性は多分にあり」とあり、さらに「連鎖反応はいったん起これば極めて短時間に進み、莫大(ばくだい)なるエネルギーを放出する」として、原子力が爆弾に転用できる可能性を言及しているようです。

31キログラムの水に濃縮ウラン11キログラムを混ぜた場合、「普通の火薬1万トンのエネルギーに相当する」との計算も書いてあったとありました。

報告を受けた東条英機首相は「この戦争の死命を制することになるかもしれない。航空本部が中心となって促進を図れ」と命令し、1943年9月に原爆開発が極秘の研究となったようです。

このような話は一度も聞いたり、読んだりしたことがありませんでした。

いつも被害者としての発言ばかりでした。

しかし、番組の中で、当時の陸軍であれば開発されていたら使っていたように思うと、ウラン採掘を経験された方が話されました。

この辺りのことをご存知の歴史学者からの情報提供を是非お願いしたいと思うのですが。

いかがでしょう。

靖国に今回訪れた与党の方のお一人から、戦争でお亡くなりになった方々を追悼云々、の発言がありましたが、このことに対してどのような見解をお持ちか聞きたくなりました。

この辺りはいかがでしょう。


2013-10-11

ミシュランの日本での調査員の方の味覚はどうなっているのでしょう

鎌倉にある蕎麦屋で、10月11日の昼に10割そばなるものを食べました。

このようなことを書くのは不本意ではあるのですが、いたたまれなくなり、書くに及びました。

友人からよいそば店があるらしいとの話があり、そこに行ってそばを食べました。

まずそばだけ4本ほどを取って、香りをと思い何もつけずに食べてみました。

何の香り(そばの)もしません。

一緒に行った友人にも確認してみました。

友人も香りがしないとのこと。

そばがきも頼みましたが、それも香りがありません。

自分でもこの10年以上、見様見真似でそば打ちを経験してきました。

大したそば粉も手に入らず、香りがよくないなと思いながら自分で打ったそばを食べてきました。

香りがないと言っても、そばがきの出来たては結構そばの香りがあります。

さらに、そばそのものにもかすかではありますが、香りがします。

大したそば粉でなくても少しの香りがするとの経験から、鎌倉で今回食べたそばと、そばがきに全く香りがしなかったことにショックを受けています。

呆れて、帰宅後にこの店のHPを見ましたら、ミシュランの「一つ星」を2010年から連続して3年間取得しているとのこと。

えーって感じです。

何を判断されているのでしょう。
日本でのミシュランの調査員の方は。

また調査員の方の味覚はどうなっているのでしょう。

この店のそばつゆも美味しくありませんでした。

ミシュランの権威に関わる事柄だと感じています。

是非、ミシュランの調査員の方から発信していただきたのですが。

いかがでしょう。

2013-10-09

殺人事件の裁判に一言

 8日の裁判員裁判の死刑判決を破棄し無期懲役とした東京高裁判決について、何か腑に落ちないものを感じます。
東京高裁は「強固な殺意に基づいた冷酷非情な犯行」としつつ、
「被告が、被害者に金銭を要求した時点において、殺害の意思があったとは認められず、計画的な殺害行為とは言えない」とありました。

さらに「殺害された被害者は1人で、死刑を選択することがやむを得ないものとは言えない」として、
無期懲役の判決が下されたとありました。

「殺害の意思が云々のところ」と、「殺害された被害者は1人」のところがひっかりました。

どうすれば人の命が奪われるかは普通であれば分かるはずです。

そうして命を奪っているのです。

このことだけでも極刑に値すると思います。

ただし、情状酌量の余地があれば、それなりの減刑はありえるでしょうが。

さらに被害者が一人だから無期懲役という判断のところですが、確かに今回だけでなく出てはいますが、この部分も一般人から考えて、理解に苦しむところです。

人の命を奪えばそれなりの罰を受けるべきではないかと考えますが。

一人か、複数人かではないでしょう。

まず人数とは関係なく、命を奪ったら極刑と言うところから始めるべきではないでしょうか。

それから事実関係から酌量して行くのが良いのではと考えるのですが、いかがでしょう。

どうも現在の刑法ではそのような仕組みになっていないようです。

死刑廃止の議論の前に終身刑導入の議論を、また殺人に関しては極刑から情状酌量によって減刑していく手続きが必要ではないでしょうか。

専門家のコメントを頂きたいと思うのですが。

いかがでしょう。



2013-09-29

他国のことは言えないのでは

昨日 9月28日(土)に読売新聞 から配信 されたと書かれている情報に「給食にハエ付きパン…除いて食べるよう学校指導」と言うものがありました。

 「小学校の給食で出されたパン計約100個にハエが付着していながら、両校とも付着した部分を取り除いて食べるように指導していたことが28日わかった。
  市教委によると、付着していたのはクロバネキノコバエ(体長約1ミリ)。蘇南中では今月2日、ハエが付いたまま焼かれた丸パン4個が、また東明小では同9日、同様のクロワッサン約100個が見つかった。両校とも児童生徒の訴えで明らかになった。そのパンを食べた子供もいた可能性があるという。」
とあります。

この有様をどのようにお感じでしょう。

さらに
 「市教委は、給食の異物混入で、「健康に影響がないと判断した場合は食べる」との方針を手引書で示しており、両校ともその手引書に従ったという。市教委は「配慮が足りなかった」として、手引書の改定を検討している。」
とありました。

まず、こんなことがあってならないと思うのです。

つづいて、「手引書」の改定の問題ではないでしょうと言うことです。

パンの製造過程でハエが入ったと分かった時点で全部廃棄でしょう。

ハエがついたままパンが焼かれていれば、製造者が目での確認で分かったはずでしょう。

ハエも一緒に焼かれたパンが配送されてきたら、その時点で全部とは言わないまでも、最低それらのパンは廃棄でしょう。

「手順書」の問題ではなく、常識の問題でしょう。

ここで書かれている「市教委」は何という組織なのでしょう。
全く体を成していないと言わざるを得ないのではないでしょうか。

「市教委」もさることながら、パンの製造業者もあきれます。

食を製造される資格はないのではないでしょうか。

地元業者と義務教育の学校との関係はそのようなものなのでしょうか。

よくご存じの方から情報発信していただきたいと思うのですが。

いかがでしょう。

  

2013-09-08

国立国会図書館の電子図書のことで一言

ご存知のように国立国会図書館のサイトで電子図書を手に入れることができます。

http://www.ndl.go.jp/jp/service/online_service.html

この電子図書に配慮して欲しいことがあります。

それは江戸時代や明治維新の時代の本の、漢字の読み方と意味が分かるようにできないかです。

理由はその時代の本が読んでみたいからです。

よく英語で書かれたその時代の日本に関する書物は読めるのに、日本語で書かれた書物が
読むことも意味も分かりずらいと言う経験をしているからです。

このようなことを言うと、ルビが振られていれば良いのではないかと言われる方がいらっしゃると思います。

例えば、『木戸孝允文書』の次の文章にルビを振ることはできないでしょう。

「政事端に関係仕居候段、何とも恐燿之至に奉存候得とも、四方之徴士も未上京不仕、再三御断申上候義も奉憚、暫御命令に相随ひ、乍不東此節まで参仕仕居候処、御召之徴士も逐々上京に相成候に付而は、御人少と申義に而も無之、短才徴力空敷御要局を相塞候段何とも不安奉存候、尚又於国元も従来主人より之用筋等承り居申候処、先頃京都不容易之形勢報知有之、主人父子においても深く煩念仕、諸事半途之まゝ於弊藩御用便承り候為め迄に不取敢上京申付候処、其儘滞京仕候に付而は、総而主人より承り居候用筋之義瓦解に至り候廉も不少、此等之義奉入御聴候は重々奉恐入候得共、臣子之至情是又不得上之次第、乍恐御垂憐被仰付、素願之義程克被為聞召、徴士 之義御免被仰付候様伏而奉歎願候、誠怪々々頓首百拝
二月
広沢兵助
木戸準一郎」

また読める人にはルビはうっとおしいでしょう。

ルビだけでは意味を知ることはできないようにも思えます。

そこで是非お願いしたのが、電子書籍にされるときに、読者の必要に応じて「読み方」と「意味」が簡単に分かる機能を設けてほしいことです。

これらの機能は紙の本ではできないことです。

電子の本だからこそできることです。

このような機能が備わった電子書籍が提供されれば、もっと多くの人に江戸時代や明治時代に書かれた本が読まれるようになると思うのです。

この時代の本を読むには、さらに草書体などで書かれた本が読めることが必要です。

できれば本の体裁にかかわらず、読者の指示にしたがって「読み」と「意味」が即座に分かる機能(情報だと思いますが。)を電子書籍に設けていただきたいと思います。

ルビではなくです。

いかがでしょう。






2013-08-29

シニアの方々に一言

はだしのゲンの図書館での閲覧についての話が何日か報道されていましたが、シニアの方々は
どのようにお感じになっておられるでしょう。

描かれた内容が分からないと言われるシニアも多いと思いますが、2013年8月27日の朝日新聞の夕刊(11面)に4コマの場面が掲載されました。

普段漫画をご覧にならないシニアの方々も目にされたのではないでしょうか。

書かれた内容がヒドイと感じられたとしたら、是非思い出していただきたいのです。

アジアの国々で戦争の中で目にされたことをです。

シニアの方々しか実経験された目撃者はいないです。

1940年代わが国が起こしたアジアの国々での出来事のすさまじさは、このレベルではなかったのではないでしょうか。

戦後生まれのシニア世代には本などからしか戦争で行われたヒドイことを知ることはできませんが、はだしのゲンで描かれているような出来事は多くのアジアの国の方々に対して行われたと書かれています。

是非実際に自分の目で見た方々に記録を取り戻していただきたいのです。

そして孫の世代におなじことが起きないような社会になるよう働きかけていただきたいのです。

シニアこそできる世代だと思うのです。

いかがでしょう。

付け加えれば、戦争でヒドイことをした人がいれば、当然ヒドイことをされた人がいるのです。

ヒドイことをされた人への思いを込めて、是非この「はだしのゲン」の今回の事柄に対してシニアから発信していただきたいです!!



2013-08-13

NHKスペシャル - 知られざる脱出劇〜北朝鮮・引き揚げの真実〜 を観て

『「NHKスペシャル」 - 知られざる脱出劇〜北朝鮮・引き揚げの真実〜 』を観て感じたことがあります。

先ず、北朝鮮からの引き上げに大変なご苦労があったことです。多くの方々が命を落とされたとのこと、ご冥福をお祈りしたいと思います。

ここでは、引き揚げ時の悲惨さだけでなく、第二次世界大戦中の1945年8月9日にソビエト侵攻があり北緯38度線の北側をソビエトが封鎖し、民間人の自由な移動も禁じられたとのこと。

そして、ここでソビエトとアメリカが日本人の引揚費用をどちらの国が負担するかの話し合いが持たれ、アメリカはソビエトが負担するように主張したが決裂したとのこと。

さらに、38度線の米検疫所で日本人の脱出者を多数保護しなくてはならないことや持ち込まれる伝染病のことなどから、アメリカはソビエトに38度線を厳しく封鎖するように求めたこと、
などから引揚時期が延ばされたとのことが取り上げられていました。

ここにもアメリカとソビエトとの当事者意識の欠如したようなやり取りがあったのです。

これを観ていて、戦争の悲惨さは戦争終結後もあり、それも戦勝国の身勝手とも思われることから色々な問題が生じることを知り、改めて戦争への強い回避の意識を持ちました。


あえて言わせていただけば、わが国の被害者からの視点だけでなく、1910年から開始されたわが国の朝鮮半島統治による被害者である朝鮮半島の方々からの視点も含まれていたらと思いました。

いかがでしょう。

この番組の主題からは難しいのでしょうが。




2013-08-11

NHKの番組内容に一言

先日の番組『NHK BS プレミアム「ぐるっとインドシナ半島3000キロ 豊かさと悲しみの大地をゆく」』の中で、ベトナムは中国、フランスに占領されたことがあるとの解説がありました。

事実はさらに1940年代にフランスに代わって占領した時代があり、悲惨な足跡は、例えば、吉沢 南氏の「私たちの中のアジアの戦争 仏領インドシナの「日本人」」に詳細に書かれています。

多くのベトナム人の餓死を誘発したのは、わが国の占領が大きく起因しているのです。

この現状を無視してNHKの番組内では中国とフランスだけを言及して、わが国のことは言及しなかったのです。

たった一言「占領を終了し撤退する日本軍」との解説と敗戦後の日本軍の撤退の映像を5秒程度挿入しておきながら、フランスに代わって占領していた時期があったことを無視したのです。

あまりにもアジアの国々へ行ってきたことに対する歴史的事実を踏みにじってはいないでしょうか。

わが国の現代史を専攻されている方々はどのように観られたでしょうか。

また政治に携わっている方々、特に若手の方々に事実を知っていただきたいと思うのですが。

いかがでしょう。

与党の若手の方々に申し上げたいと思います。

もっとアジアの国々に与えてきた行為を真正面から見つめてもらいたいのです。

そして、これからも同じようなことが行われない政が行われるようにしていただきたいのです。

2013-07-23

アジアなどの国々との関係を新たに構築することが必要では

恥ずかしいことに、最近知ったことですが、アジアの国々との関係を新たに構築することが必要ではと思うことがありました。

それは過去に行われたスリランカ大統領とベトナム主席の発言です。

これらを教科書などで読んだ記憶もなく、最近のテレビ番組と書籍で知り、知っておくべきことがらと感じました。

一つは、第二次世界大戦が終わり、スリランカ独立後の蔵相その後大統領となったJ・R・ジャヤワルダナ氏のサンフランシスコ講和条約会議での演説です。

ジャヤワルダナ氏はブッダの教えから
『憎しみは憎しみでは消えず、愛する事によってなくなる
 我々はもう憎しみを忘れようではないか
 そしてアジアの将来にとって独立した自由な日本が必要である
  賠償請求もしない』
と言うものです。

二つ目は、吉沢南氏の「私たちの中のアジアの戦争」(1986年9月20日発行 朝日選書 44ページ)に記載されているホー・チミン主席の声明です。

『「新政府〔九月二日に独立宣言を発したベトナム民主共和国臨時政府〕の対日態度に付ては其後累次の胡〔ホー・チ。ミン〕主席の……声明等に現れたる処を要約するに

(イ)日本軍は極東に於ける『ファシスム』或は帝国主義の具となりて安南を占拠し仏国の裏切り政
権と結託して安南人民に多大の苦難を与へたるものにして越盟〔ベトミン〕としては数年の永きに亘り之と闘ひ来り漸く今日の成果を得たるものなり
(ロ)乍然日本軍は既に武装解除せられ軍民共に本国に帰還の時期を待ち居る者なれは之に対して安南人としては能ふ限り保護し必要の援助を与ふるに努めさる可らず

と云ふにありて新政府樹立後各般の問題ある毎に寧ろ先方より我方に接近し来り極めて友好的態度を示せることは日本側一般に一種拍子抜けの感を抱かしめたる程なり」(原文のまま。〔 〕内引用者)

この文章は、敗戦から翌年の引揚げまでのベトナムの状況を綴った、日本外務省の公的な報告書(「終戦以後本年二月に至る北部仏印政情報告」一九四六年二月三〇日)の一部分である。』

これからアジアなどの国々がわが国を好意的に見てくれていたことが分かります。

これらの好意をただただ受ける取るだけでなく、戦争で行ってきたことを真摯に見つめ直し、アジアの国々との関係を新たに構築して行くことが必要と感じます。

いかがでしょうか。

またこのようなことがわが国であまり知られていないことも何か疑問を感じます。
これらのことを知る機会もあるべきと思いますが。
いかがでしょう。



 

2013-07-19

投票率についてですが

最近住民投票の有効性を50%以上の住民が投票されたかで判断することがありました。
いろいろな意見がありましたが、何かその有効性のようなことを感じました。

選挙における区割りを変えて票の重みが2倍以下にすることが決まりました。

確かにこれでそれなりの平準化が図られたように思います。

しかし、これで国民の意思が平等に反映できるようになったとは言えないでしょう。

もう一つ簡単で分かり易いことを実施したらどうでしょう。

例えば、投票率が50%を越えない選挙区は開票しないのです。

せめて50%を越えなければ民意が反映されないと考えるのは不自然でないと思うからです。

50%が適切かはあります。

越えた場合のみ開票するのです。

いかがでしょうか。

50%を越えない場合どうするかは別途真剣に考えなくてはなりませんが。

2013-06-30

シニアには厚い思考をしていただきたい

政治家をはじめいろいろな分野の人材として若い人を期待することが多いですが、それで社会がうまく行くのでしょうか。

自分の学生時代を考えた場合、あまりも知識と経験が少なかったと実感しています。

つまり、多くの分野で若い人が活躍できることは確かであったとしてもで、全ての分野ではないと考えます。

国の運営への選択能力や、社会の有様を是正できる知恵は、時間的に積もった豊富な経験からの厚くなっていると思うのです。

この厚さが重要なファクターであり、シニアこそ現在の社会的状況を是正するための知恵を吐き出すことがでいる、いや、しなくてはならない人材なのです。

この認識を自分も含めてシニアは共有しているでしょうか。

どうもそのような感じがしないと思うのは私一人でしょうか。

国の運営の選択においても人口比が多いシニアが深く、厚い思考をされているでしょうか。

歴史的(時間的)に経験の少ない若い人と同じようなレベルの判断をしてはいないでしょうか。

例えば、過去から現在まで続けられていることから現在があるのではと推察されることはシニアにしか実感できないはずです。

シニアの方々には歴史的に豊富な経験で裏打ちされた厚く、深い思慮を拡散していただきたいと思うのですが。

いかがでしょうか。



2013-06-16

あの立場で何故あのような発言されるのか

今回の復興庁参事官のツイッターでの発言の件ですが。

このような立場で、あのような発言をされる方はどのような人なのだろうと思ってしまいます。

まず社会人として疑問の付く方ではないでしょうか。

どう思われるでしょうか。

また人間としても疑問の付く方ではと思ってしまいます。

どうも人間としての有様は、学校の成績と相関がない方々が目立ってきているのかなとも思い始めています。

いかがでしょう。

またあのような立場で、あのような発言をされれば、今回のような反応があることを予測できない方がしかるべきポジションの方にいることに対して、現在の社会はどうしてしまったのだろうとも思い始めました。

自分の行動が社会的にどのように受けらるか、このような反応があると自分にどのようなフィードバックがあるのだろうということが、想像できない方が数多くいらっしゃることに何か「あきれ」のようなことを感じます。

あまりにも想像力が無さすぎではないでしょうか。

そうは言ってもいらっしゃるのは現実ですから、どうしてなのかを社会学的に解釈できる方々からの発信を期待したいのですが。

できれば、このような方々を生まない社会環境を作る条件を明示していただきたいと思うのです。

いかがでしょうか。


2013-05-30

原子力関係のずさんな管理に一言

独立行政法人日本原子力研究開発機構の「もんじゅ」の施設の点検漏れ、茨城県東海村の加速器実験施設で事故と、専門家のずさんな管理に危険を感じます。

いかがでしょう。

報道されていることは専門家としてあまりにも稚拙なことがらで、あきれを越して憤りを感じざるをえません。

原発事故以来、専門家の、特に原子力関係の専門家の資質に疑問が投げかけられています。

自覚をお願いしたいと思います。

いかがでしょう。

このような事が起きても責任者は大した責任もとらず、高額の報酬をもらっている現状に合点がいかないと感じるのは私一人でしょうか。

日本原子力研究開発機構の役職員報酬・給与等については次のところに掲載されています。

 http://www.jaea.go.jp/02/pdf/kyuyo_h23.pdf

ちゃんとした責任がとれない公務員であり、65歳を過ぎているであろう理事などの報酬が地位が高いことだけで2000万円以上なのです。

このようなことはこの組織だけではありませんが、なにせ65歳以上のシニアにこのような金額の報酬が払われているのです。

ここで提案ですが。

65歳以上の理事に対しては現行の報酬の50%にするとか、就任時の報酬をそれ以前の報酬の意70%にして、毎年その70%にするようなルールにするという提案です。

若者にボランティアの奨励をする昨今、シニアが率先垂範することが必要なのではないでしょうか。

いかがでしょうか。





2013-05-03

作家出身の知事のオリンピック関連の発言についてですが

作家ってもっと言葉に敏感であって欲しいと感じるのは私一人でしょうか。

最も2代続けて言葉に対して一般人よりもセンスビリティーの低い方が、日本の一番人口の多い地域で知事として選ばれている現実は受け入れなくてはないのでしょうが。

しかしながら呆れる有様と捉えるのは誤りでしょうか。

呆れる先は作家出身の方だけでなく、一票を投じた皆様にもですが。

いかがでしょう。

2回の発言を聞いていますと、社会人として首を傾けてしまう方なのではと思ってしまっています。

社会に出てから、勤めたこともなく、他の人から怒られたこともなく、理不尽なクレームに謝ったこともない方が一般社会人よりもインテリジェンスが高いと思いこむのは誤りではないかとの仮説も立てていますが。

それなりの社会人であると思えば思うほど、今回の発言には引っかかるのだと思うのです。

一方、社会経験の乏しい方の発言だからしょうがないと思うのも誤りでしょう。

『言葉』を操る専門家である作家であれば、言葉を選びながら使う姿勢が必要ではないでしょうか。

それも出来ない資質なのでしょうか。

また最近のいろいろな場面での発言の内容は上から目線になっていないでしょうか。

一寸そのようにも感じるのですが。

いかがでしょう。




2013-04-21

忘れてはいけない記事 「砂川事件当時の最高裁長官が米公使と密談さらに判決の見通しを伝達」

砂川事件当時の最高裁長官の田中耕太郎氏が駐日米公使らと密談し、判決の見通しなどを述べていたことが、米国の公文書で明らかになったと、4月8日、9日の新聞などのマスコミで報道されたが、その後はあまり話題になっていません。

概要はこうです。

砂川事件の最高裁判決を前にして判決の状況を最高裁長官田中耕太郎氏が駐日米公使らと密談して、判決の見通しなどを述べていたようです。


米国の公文書は1959年年8月3日付でマッカーサー米大使が米国務長官に宛てた公電とのこと。
マスコミが入手したものではありません。
元山梨学院大教授(法哲学)のが布川玲子氏が今年(2013年)1月に米国立公文書館に開示を請求し、入手したものとあります。
ことは重大で、この記事が扱っている事柄は、まさに「主権回復の日」などといっている首相の祖父が首相であった時のことなのです。
このようなことが60年近く与党を張っていた政党によって行われてきたのです。

是非、現在与党の若手と言われている代議士の方々はこの辺りのことをどのように考えておられているのか発信していただきたいと思いますが。

いかがでしょう。

あまりにも現在与党の30,40歳代の若手の方々は今までのことを言及しなすぎでと感じるのは私一人でしょうか。

2013-04-19

株があがると景気がよいのでしょうか

何か株が上がると景気がよいような流れはないでしょうか。

あまりにも浅すぎると思うのですが。

確かに円安によって輸出産業の会社は収入金額の絶対額が15%以上増えているでしょうから、景気がよくなったように感じる方もいるでしょう。

しかし、この金額は為替差益であって輸出増になっているわけではないのです。

もしも円安によって輸出増があれば実質的に景気回復につながると考えます。

一方、いままであまり努力もせずに円安によって利益を出してきた産業は現在の円安はこたえるだろうと感じます。

しかし、今までの利益は莫大だったでしょうから利益の吐き出しが可能と思います。

吐き出しもせずに値上げを行う会社も出てきています。

今までの円高の恩恵をたなにあげて。

実質的な景気上昇を狙うのならば、4年前まで60年近く与党であった現在与党方々は今まで行ってきた政策の吟味が必要ではないでしょうか。

若い現在与党の方々は、あまりにもその辺りのことを言及しなすぎではないでしょうか。

是非、若手の方々に言及していただきたいと感じるのはわたくし一人でしょうか。

2013-03-25

シニアこそ深く考えることが必要では

昨今、物事を深く考える人々が少ないように感じるのは私一人でしょうか。

深く考えるとは、多岐にわたる経験や蓄積してこられたことになどに関係付けて考え、推察することではと思っています。

例えば政治の世界のことであれば、過去の政策の中身、その政策を立案しそれを実行した組織、実行結果、歴史的な背景などです。

このように考えると、経験が豊富で、成功や失敗を経験してこられ、しがらみから解放されたシニア層の方々こそ、課題を含む、多くの事柄に深く考えなくてはならない方々だと思うのです。

いかがでしょう。

しかし現実はどうでしょう。

多くの理不尽な事柄を見たり、聞いたり、行動してきたりしてこられたシニアがあまり深く考えない人の代表になっていると仮説を立てるのは一寸言い過ぎでしょうか。

公害問題、原発問題、放射能発散問題、大量農薬使用の問題、・・・に対する発信や、政治的行動が弱いのではと思うのです。

シニアは時間とお金があることから購買層やボランティアを構成するだけでなく、現在わが国が抱えているの問題にもっと積極的に関わることが重要な時期に来ているのではないでしょうか。



2013-03-22

原発事故と食のこと

原発事故が食に大きく影響していることと推察しています。

例えば、スパーなどで野菜や加工食品を購入される多くの方々が、生産地や加工地をご覧になっている姿をよく見受けます。

一方、支援という言葉を後ろ盾にして、それなりの地域の野菜などの購入を促進されている方々も数多くいらっしゃいます。

TVなどでインタービューを受けておられる方々を観ていますと、「おいしい」とか「支援したいから」とか発言されています。

現時点で、どちらがどうの、こうのと言うことは不適切だと思いますが、最近過去の事実から言及しなくてならないのでと感じていることがあります。

それは皆さんも記憶にあると思われる水銀中毒による水俣病のことです。

       http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E4%BF%A3%E7%97%85

この時のことを実際に見聞きした経験はありませんが、ざっくりと言えば、身近な海から魚介類を収穫して生計を立ててこられた方々や周辺の方々が、新鮮でおいしい魚などを食べることを通して水俣病(水銀中毒)になってしまったのです。

大量の水銀を含んいるが、本来の味を保った新鮮な魚などを食べたことによって発症したのです。

水俣病は発症してから10年近くかかって、その原因である水銀中毒が明らかになったのです。

つまり水俣病の場合は、その原因の特定ができなかったのです。

しかし、今回の原発事故による原因は特定されていることであり、放射能のわけです。

この放射性物質は測定すればその存在が分かることになっています。

つまり、「おいしい」からと言うことでは済まされないことになのです。

あまり波風は立てたくはありませんが、将来のリスクを見据えた冷静な行動が必要と考えていますが。

いかがでしょう。



2013-02-24

このような認識で、この報酬?


烏賀陽弘道氏のJPpressの論文『班目氏が認めた事故対応の失敗元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第1回)』の冒頭で次のように書かれています。


「原発事故や住民避難対応の失敗について、班目氏にはバッシングに近い激しい非難が加えられてきた。しかし一方、制度や法律枠組みで、本来法的な権限のないこと、任務ではないことまで混同して同氏のせいにして、非難するのは筋が違うと思った。」

この中の「制度や法律枠組みで、本来法的な権限のないこと、任務ではないこと」に少し問題を感じました。

それは、原子力安全委員会委員長の任務と責任範囲が、烏賀陽氏の認識されている通りであるとすると、どうして原子力安全委員会委員長の報酬が以下のように支払われているのかということです。

原子力安全委員会委員長の月額報酬  100万6万円
原子力安全委員会常勤委員の月額報酬  93万6千円

よく見て下さい。月額ですよ。

この報酬で「任務ではない」なんてことがあってよいのだろうか、という疑問です。

報酬は任務と責任に対して支払われているのではないのでしょうか。

そうでない範囲での原子力安全委員会委員長の仕事の範囲であれば、ボランティアでよろしいのではないのでしょうか。

専門家であったとしても仕事の責任は範囲がそれなりであれば、ボランティアとしての報酬(実費のみ)であってもよいと思うのですが。

いかがでしょう。

このようにシニアクラスの専門家には、ボランティア的報酬(実費)で、ご活躍いただく時代に入って来ていると思うのですが。

以下に再度、国の要人の報酬額が掲載されているサイトをあげておきます。


この報酬を見ると、原子力安全委員会委員や委員長だけでなく多くの専門委員の方々にボランティアでご活躍を期待するのは私一人でしょうか。

特に公務員である国公立大学や研究所の所属、またはリタイヤーされた方々はそのような処遇でお仕事していただくのはいかがでしょう。

是非検討していただきたいと思うのですが。

責任範囲が前述の範囲であれば。












2013-02-14

農薬の使用量が日本はダントツ

農薬の使用量が日本はダントツの統計が出ています。

日本、韓国、オランダとつづき、韓国の2倍、オランダの4倍近い農薬が使われています。


また主要国の農薬使用量の推移でみても日本は最も多くの農薬を使っており、1990年年代からあまり減少していません。

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0540.html

いろいろなところにこの統計量に対して比較できるような物でないとの評価があるようです。

しかしながら使用されている農薬は減少しているわけでなく、多くの量が使われていることは事実でしょう。

そう思うと最近は放射能のばかりに目が向いていますが、もう一度農薬のことも考えることが必要ではないでしょうか。

このことに対する警鐘を鳴らす統計量だと思うのです。

どうもこのような事柄は、のど元過ぎればという風潮に流されていると感じます。

適切ではないかも知れませんが、はやりのようなことも感じなくはありません。

話を元にもどして、このように農薬が大量に使われて来ている現状を踏まえ、どうしてこのようなことがずっと行われているのかを考えると、以前に書いた学校給食のパン食に対する取り組みを怠って行ってきた組織の責任もあるのではと感じ始めました。

その組織の収入源の多くを占めていると考えられるからです。

このような枠組みで農薬の減少を期待するとすればナンセンスでしょう。

真に不要なところへの農薬使用を少なくするのには、他の力学が必要なのではないでしょうか。

また農産物への放射能の影響ばかりでなく、農薬の減少も次世代への影響を考える場合、大きな課題と思うのですが。

いかがでしょう。



2013-02-01

ホスピスはなぜ仏教でなかったのか

1月28日の朝日新聞の夕刊に「僧侶が寄り添う終末期」との記事がありました。

20年も前から仏教版ホスピスがあるようです。

台湾も90年代から仏教者が参加しているとのことも記載されています。

そう言われてみると確かに、終末期というと特定の宗教家が寄り添う場面が眼に浮かびます。

僧侶といった方がとの報道にあまり接してこなかった記憶があります。

特にわが国では宗教としてではないにしても、多くの方々が何かにつけ仏教に接していると思います。

それなのに終末期ということになると他の宗教に頼ってきたのは何故だったのだろうと感じ始めました。

病院に僧侶がおられていると「葬式・死」を連想されるからでしょう。

頼ってきた他の宗教は死だけでなく、生まれてから死まで一生涯を対象にされており、葬式や死がストレートに連想されないことが受け入れられてきたように感じられます。

そうはいっても仏教版では始めは避けていた患者の方が受け入れ、併設されている仏道で手を合わせるようになり、こころが休まる方がいらっしゃると書かれています。

なるほど、日本人は仏教は葬式との結びつきが大きいので(葬式を行うようになったのは江戸時代からとどこかで読みましたが)、仏教版ホスピスの導入は抵抗があったのだと思います。

しかし、その導入には効果があることが実証されてきているのですから、これからは仏教版ホスピスが定着して欲しいと感じております。

いかがでしょう。

できればストレートに葬式を連想させないため、禅寺方式の仏堂や写経といった葬式に直結しない方法を考えていただけないかとも思い始めました。

2013-01-13

本当は違うところに原因があるのでは

2013年1月10日、11日の朝日新聞30面、33面に『「夫は外、妻は家庭」なぜ増加 上下』が掲載されました。

この記事の中で社会学者の関沼博氏は『・・・夫の稼ぎだけで妻子を養うのは難しく、公的な保育サービスも充分でない。親の支援がなければ、子育ての中の妻ははたらきつづけられないのが、今の20代の現実だ。その中で「ささやかな幸せ」を描いたら、こういう結果になったと見るべきだろう。・・・』と言われています。

これが主な原因でしょうか。

現実の若い世代の方々を見ていると、前半の稼ぎのところはそうだとは思いますが、後半の見方は違うのではと思われてなりません。

このような仮説を立てています。

子どもを持つ若い夫婦では、夫の稼ぎだけで妻子を養うのは難しく、収入を確保するためには、どうしても妻が働きに出てもらうことが必要となる。

働きに出た妻はそれなりの収入を得られるが、子どもの面倒は自分以外の人に頼ることになる、

親は必ずしも近くに住んでいないので、他の人または組織の保育サービスに頼らざるを得ない。

一番手がかかるが、一番可愛い次期の子どもの面倒を他の人に見てもらうことになり、少子化で子ども一人を持たれるとすると一生この経験を失うことになる。

一方、保育サービスに頼るためには月にそれなりの金額を支払うことが必要になる。

この金額が、場合によっては妻が得た金額の半分や5分の2程度になり、ばかにならない。

そこへもってきて、前述のように自分なりが必要な時期に自分の子どもの面倒ができない。

このようなことが「妻は家庭」ということにつながっているのではないかということです。

いかがでしょう。

勿論、妻の仕事が充実していて、収入も他のところに支払ったとしても、充分手元に残る方々は立てた仮説のようなことは考えないと思います。

しかし、多くの方々はそのような環境におられないのも現実ではないでしょうか。

ときめいておられる社会学者の方であるなら、このような社会的環境を視座に置かれて記事を書かれた記者に話していただきたかった、と思うのは私一人でしょうか。