2016-08-25

ここまで聞いて欲しかった!

昨日のオリンピック派遣選手の帰国会見での出来事ですが。

朝日新聞の記者だと思いますが、入場式で役員が選手の前に行進したことが、「アスリートファースト(選手優先)」の趣旨にそぐわないのでは、と質問しました。

確かにこれも考え方の原点を問うことであり、重要なことだと思います。

しかし、これで終わったのは残念と思ったのは私一人だったでしょうか。

今問うのは、行進順序ではなく、次のことではないでしょうか。

飛行機の席のことです。

選手と役員の席のクラスを聞くことが必要だったのではないでしょうか。

それから人数もです。

アスリートファーストなら、選手こそ疲れない席が必要であり、役員はそれより経費の掛からない席にすべきと考えるのですが。

いかがでしょう。

今問題になっていることを主に問いかけて欲しかったと思います。

役員の派遣人数と役員の派遣経費です。

選手との比較した結果を報道して欲しいと思うのですが。

マスコミの方々からの発信を期待したいと思います。




2016-08-14

AIの応用 がんの治療法

がんのかかる部位が地域によって異なるとの報道があり、気にかかる情報です。

ところでAIは仕事を奪うような話ばかりが先行していますが、それは研究者が応用をしっかり考えていないからだと思うのですが。

がんは、いろいろな検査と治療方法で処置されてきました。

治療方法、その経過、結果などエビデンスがカルテ(最近であれば電子カルテ)などでに記述されています。

その数はわが国だけでも、がんにかかっておられて、医師に診ていただいている方々が数多いということは、最近話題になっているビッグデータが存在していると言うことになります。

つまり、その膨大なデータをAI技術を応用して、がんのタイプと最適な治療方法を結び付けることができるはずです。

いや、そのような研究をすべきです。

将棋や、囲碁の勝負にばかり資源(労力、時間など)をかけるのではなく、もっと我々に身近で、困っているところに眼を向けるべきではないでしょうか。

何故そのようなところに眼が向かないのでしょうか。

是非、専門家の方々からの発信をお願いしたいと思います。

2016-08-13

AIの応用 柔道の戦略

オリンピックの柔道競技を観て、感じたことがあります。

それは、こうです。

日本柔道はどうも組んでやるのが「柔道」と強く思い込んでいると感じました。

柔道関係者のコメンテーターの話を聞いていても、いかにもそのような感じの言葉ができます。

勝負でメダルを取ることをミッションにしているなら、組むかどうかではなく、どのようにして勝つかではないでしょうか。

つまり、相手が組ませてくれない時は、この状況でどのようにして勝ているようにするか考えることでしょう。

「柔道らしくない」、ではないと思うのです。

組む戦略をとるのか、組まない戦略をとるかを視点にして観てみると、面白うことが伺えます。

選手をどこの国の人が育成しているかです。

わが国の柔道家が教えているところの国の選手は、組むことを躊躇していないように感じます。

どっちかと言うと、組んでくれていると感じます。

つまり、柔道とは組んでやるスポーツだということが教え込まれているのだと推察できます。

でもそうでないところでは柔道に勝つ方法を教えているように思います。

組むことは二の次のように思えてなりません。

そこで提案です。

柔道の戦略にAI技術を使うのです。

その条件は、こうです。

組もうとしない相手が出てきた場合、どのような柔道をしたらいいのか、その手を発見するのです。

いかがでしょう。

勿論、人間が考えることも必要ですが。