2015-09-29

太田市図書館のロゴの問題に一言

太田市の図書館のロゴが問題になっています。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1508/18/news107.html

このことに対して一言いいたいことがあります。

それは、このロゴの問題は東京オリンピックのエンベレムとは異なるパクリだということです。

こちらはコンセプトのパクリです。

「黒丸」と「縦線」との組み合わせによるデザインのコンセプト自身のパクリです。

一方、オリンピックのエンベレムの方はデザインそのもののパクリです。

コンセプトだからよい、デザインだからよくない、という問題ではありません。

この辺りの事をデザイナーなり、デザインを専門にされている専門家からコメントがないことが問題を長引かせていると思います。

パクリには、そのものを対象にしたものも、コンセプトを対象にしたものがあるのです。

ともにパクリで許されるべきでないと思います。

どうして専門家の皆さんは口を閉ざしているのでしょう。

まったく理解できません。

いかがでしょう。

他人の作品でなく、自分の作品がパクられたなら、訴訟も考えるでしょうに、と思うのですが。

デザイン界がパクリの幾つかのパターンを持っていなようでしたらび美術の教育を担っている専門学校や大学などがデザインのリテラシーを明確に伝授していないからではないでしょうか。

専門家のコメントを期待いたします。

http://www.asahi.com/articles/ASH915GVPH91UHNB012.html

2015-09-14

デモだけでなく必ず選挙に行って下さい

デモに行くことだけに満足することなく、選挙に行くようにして下さい。

今回の法案は参議院で可決される可能性が高い状況です。

絶対! 挫折のような状態にならないで下さい。

このような状況になったのは、与党が過半数になっていることにあります。

この原因は投票率の低さにあります。

前回、第47回衆院選挙の投票率は戦後最低の52.66%、第23回の参議院の投票率52・61%でした。

二人に一人が投票に行っていないのです。

特に若い方々が投票していないようです!!

デモに参加したのであれば、絶対投票に行くべきです。

そう言っては申し訳ありませんが、デモで反対の個人の意思表示ができたとしても、廃案にするようなことは絶対できません。

デモで燃え尽きないで下さい。できないことを意識して下さい。

意思表示は投票行動で示すことです!!

投票できる立候補者がいないとよく聞きます。

今の政治は選挙に勝ち取った議員の数で左右されるのです。

この数で現在のような状況が生まれていることを、冷静に理解して下さい。

数でしか解決しません。

だれもいないから投票に行かないでは駄目なのです。

そんなこと言っていないで、政党を選んで投票すべきです。

これしか阻止できる方法はありません。

数を増やすことを意識した投票行動をすることです!!

挫折することなく、現在を継続できる行動をとるべきだ思うのは私一人でしょうか。

2015-09-05

「他の審査委員は知らなった」 問題はそこではない

原案を2度修正したとのことを「他の審査委員は知らなった」との報道があります。

問題はそこではないと思うのですが。

確かに、修正の事実を知らせてなかったことは問題でしょう。

その前に原案と異なるものが公表されたのですから、修正されたことを知らされていない審査員は、即公表された時、そのことを問題にしなくてはいけなかったはずでしょう!

そうではありませんか!

いかがでしょう。

その時点のことをとやかく言う前に、問題にしなくてはならないことがあるのではないでしょうか!

それは、原案の段階で2年前のポスターに酷似していることをです。

そうではありませんか!

胸に手をあてて考えて下さい。

このことは決して模倣したということでは無くです。

商標にあるようなのでと言う前に、若手というか、中堅の審査員は「似ているのでは」位の見識を発揮すべきだったのではないでしょうか。

商標だけを検索するなどと言った、たわけたことを言っている前に、自分たちの見識だけで発見できたはずです。

何かを専門にしている方々は、その分野のことには当然アンテナが高く、何でもとは言わないまでも結構最近のことは知っているのが当たり前です。

2年前の重鎮とおぼしき方の展覧会であればそこに使われていたパターンには見覚えがあるのが当たり前でしょう!!

どうではないでしょうか!

そう思えば、思うほど、問題は「他の審査委員は知らなった」 ではないと思うのは私一人でしょうか。

若手、中堅の今回のエンベルムの審査員の方々の発信を期待いたします!!

本当のところを! です。

よろしくお願いいたします。

2015-09-04

ゴールを見ていない -指摘すべきでは!

昨夜のゲームもゴールがあまりにも少なかった感じを抱きました。

キックする時にほとんどゴールを見ていないで、感で蹴っているように観えます。

どうしてこの辺りを指摘しないのでしょう!

ヨーロッパの試合を観ていても、足元を見て蹴っているシーンはあまりありません。

超一流の選手のなかにはゴールに顔を向けることなく、しっかり点を奪っていることもあります。

しかし私が観ている限り、ゴールを観てからキックしていることがほとんどです。

昨日の試合のように蹴ってからゴールを見ても遅いです。

私の観ている限り、日本チームはずっとそうです。

どうして監督なり、コーチはこの辺りを指摘して是正しないのでしょう。

こう思うのは私一人でしょうか。

サッカーに熟知されている方々からの発信を期待します!!

2015-09-03

彼はそういうデザイナーなのでしょう

毎日、「デザインまた「酷似」」ということが出ています。

彼はそういうデザイナーなのだと思った方がよさそうに思います。

完全に同じものでなければオリジナルだと、お考えなのではないでしょうか。

確かに特許で、既知の技術なる手法を組み合わせて、既知ではない新しい効果なりが出る発明は、新しい発明とされることがあります。

新しい効果が必要は必要ですが。

デザインもそのように考えておられるのではないでしょうか。

そう考えた場合、デザイン分野でのオリジナリティーをどのようにお考えになっておられるのか、一度訊かれることが必要と思うのですが。

いかがでしょう。

この辺りが少し違うのではないでしょうか。

もしもデザインの世界のオリジナリティーの考え方が、完全コピーでなければ、オリジナリティーがあると考えるとしたら、あり得ないことだと思うのです。

更に自分で新たに考えたものと同じようなもの(類似、酷似)が既に存在した場合の考え方ですが。

オリジナリティーはあったにしろ、似ていて二番煎じになってしまった場合に、彼の世界ではどう考えるかです。

知財的に考えると、二番煎じ的なものは独創性はないものと扱われます。

つまりオリジナリティー性はないもののように扱われるのです。

この辺りが彼の、いや今回の審査会のメンバーの考え方に、乖離があるのではないでしょうか。

審査員はとても立派な足跡を持っておられる方々であり、デザイン界の長老達や中堅の精鋭達です。

彼らが、彼が真似はしていないとの発言に同意していることは、この辺りが知財の常識と異なるのではないでしょうか。

もしもこのような考え方であれば、この世界は公知になっている作品と似ていても、関係ないと考えているとしか思えません。

この辺りが問題だと思うのですが。

いかがでしょう。

問題にすべきだと思うのですが。

一方、彼は多摩美大の教授でもありますから、講義の中で、デザインにおけるオリジナリティーをそのように、つまり彼が実践しているようなことのように教えているのではと思ってしまいます。

講義を受けておられる、おられた方々はどのように聴かれておられるのか、発信していただきたいと思うのですが。

2015-09-02

第一には審査委員会の責任があるのでは

当事者はパクっていないと主張されています。

といっても、最初の案は2年前のポスターに良く似ています。

二番煎じになっていると思います。

つまり本人が全く模倣をしていなからと言って、オリジナリティーがあるとは言い切れないのではないでしょうか。

つまり、こうです。

誰も思いついていないパターン(デザインした物)を作成し、公表されたものにオリジナリティーがあると思うのがアート(デザインも含めて)の世界の常識ではないでしょうか。

そう考えると、今回のエンベルムの公表以前に似たものがあり本人が気付いたらその時点で、以前に公表されたデザイナーに対するマナーとして自分から辞退するくらいの姿勢があってしかるべきではないでしょうか。

プロとして名声のある方ならそうされるべきだった、と思うのは私一人でしょうか。

そうできなのなら(現実、そうできなかった訳ですが)、審査委員会がそういう態度で臨むべきだったのではないでしょうか。

それもこの時点ではなしに、審査を行っている時にですが。

似たものがあるか分からないとの見解もあるように見受けましたが、今回のような似たものは長年プロのデザイナーで飯を食べてきた、見識がある方々が審査員に選ばれているわけですから、今回指摘されている作品は当然ご覧になっていてしかるべきだと思うのです。

見ていないとしたら、審査員として選ばれてはいけない方々が審査していたと思わざるを得ません。

プロであればつねにアンテナを張っていて、発表・利用されている作品を見ようとするのが嵯峨だと思うのです。

何を言っているのかといえば、本人が模倣をしていないと主張されていて、似たものがあった場合には先行者に敬意を払い、審査委員会なりが選考外にすべきだったと思うのです。

水掛け論になりやすい、模倣をしたか、しないかをとり上げる前に、そのような決断をすべきだったと考えます。

このような判断ができない、最低この10年程度の多くの作品を見ておらず、素人が探し出せるような似たものを知らぬ存じぬと言うような審査員はデザイナー界から永久追放すべきではないでしょうか。

今回の賞金(?)の100万円はデザイナーに支払われないとありましたが、既に支払われているであろう審査員の報酬も返還していただくようなことも言及すべきと思うのですが。

いかがでしょうか。