いろいろと議論が白熱していますが。
第二次世界大戦開始から終戦後の三十年程度までの歴史を紐解いて下さい。
特に東南アジアでの日本のやったことがらをです。
慰安婦問題とか、数十万人ではないとか言うことに眼を奪われるのではなしに、つまり定量的ではなく、定性的にです。
量の大小は、やったことの残虐さや、理不尽さとの関係は薄いと思うのです。
例えば、戦争に勝った負けたといっても共に戦死者がいて、その家族なりは悲しみにくれます。
どちらも同じです。どちらが悲しく、どちらが悲しくないなんてことはありません。
どうも昨日の沖縄のマスコミのことなども、現在までの背景をあまりご存じないからではないからではないでしょうか。
定量的に観ているからのように思えてなりません。
多いか少ないかを考える前に、定性的にありのままに観ることです。
政治家の皆さんに、この7、8十年の戦争だけでなく、生活の近辺も含めた歴史的事実を知っていただきたいと思うのは私一人でしょうか。