公務員の社宅問題があります。
社宅が必要か、必要でないかとの話しがありますが、それ以前に社宅が用意されているとは何が提供されているのかを明らかにしたいと思います。
社宅に住むに当っては、安いかどうかは別として、家賃は支払っているとの話があります。
当然そうでしょう。
しかし、そのような解釈は適切ではないのではないでしょうか。
支払っている額が高い、低いの問題ではないのです。
異なる話題として、公務員の報酬が高いのではとの話があります。
この話と家賃のはなしはつながっているのです。
話はこうです。
社宅費が一般の家賃より安い場合には、その差額分のお金が支払われていることになります。
つまり、報酬に上乗せされているのです。
報酬が高いといわれている上に、社宅の提供という形で相当額の報酬が支払われていることになるのです。
公務員の給与を低くする必要があるとの主張には、この部分、つまり社宅のことが含められて議論されなくてはならない問題だと思うのです。
いかがでしょう。
公務員の報酬減額と社宅の廃止は同時に解決すべき課題だと思うのですが。