行き詰った政界を再編で打破するような論調がありますが。
再編すると長期与党が積み重ねてきた淀みが解消できる環境にはならないのではないでしょうか。
戦後60年近く官僚と与党で実行されてきた結果としての現在の多くの問題は、構造的な問題だと思うのです。
単純に政策を是正して行けば解決する事柄ではないと思うのです。
まさにチェンジこそが必須と思うのですが。
官僚、与党で実施してきた事柄である予算の配分や、特定の分野への肩入れなどは確かに戦後には必要なことは多々あったのでしょう。
しかし、そのやり方なりはそれなりの時期に変更されてこなければならなかったことなのでしょう。
また既得権になってしまった事柄はそれなりの理由がつき、継続されてきたのだと思います。
このようにして続けられてきた事柄は、ここで断たなければならないことだと思うのです。
ただただ続けて行けば安穏としている時代ではないはずです。
気付いてもらいたいものだと思うのですが。
いかがでしょうか。