原発事故が食に大きく影響していることと推察しています。
例えば、スパーなどで野菜や加工食品を購入される多くの方々が、生産地や加工地をご覧になっている姿をよく見受けます。
一方、支援という言葉を後ろ盾にして、それなりの地域の野菜などの購入を促進されている方々も数多くいらっしゃいます。
TVなどでインタービューを受けておられる方々を観ていますと、「おいしい」とか「支援したいから」とか発言されています。
現時点で、どちらがどうの、こうのと言うことは不適切だと思いますが、最近過去の事実から言及しなくてならないのでと感じていることがあります。
それは皆さんも記憶にあると思われる水銀中毒による水俣病のことです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E4%BF%A3%E7%97%85
この時のことを実際に見聞きした経験はありませんが、ざっくりと言えば、身近な海から魚介類を収穫して生計を立ててこられた方々や周辺の方々が、新鮮でおいしい魚などを食べることを通して水俣病(水銀中毒)になってしまったのです。
大量の水銀を含んいるが、本来の味を保った新鮮な魚などを食べたことによって発症したのです。
水俣病は発症してから10年近くかかって、その原因である水銀中毒が明らかになったのです。
つまり水俣病の場合は、その原因の特定ができなかったのです。
しかし、今回の原発事故による原因は特定されていることであり、放射能のわけです。
この放射性物質は測定すればその存在が分かることになっています。
つまり、「おいしい」からと言うことでは済まされないことになのです。
あまり波風は立てたくはありませんが、将来のリスクを見据えた冷静な行動が必要と考えていますが。
いかがでしょう。