2013-03-25

シニアこそ深く考えることが必要では

昨今、物事を深く考える人々が少ないように感じるのは私一人でしょうか。

深く考えるとは、多岐にわたる経験や蓄積してこられたことになどに関係付けて考え、推察することではと思っています。

例えば政治の世界のことであれば、過去の政策の中身、その政策を立案しそれを実行した組織、実行結果、歴史的な背景などです。

このように考えると、経験が豊富で、成功や失敗を経験してこられ、しがらみから解放されたシニア層の方々こそ、課題を含む、多くの事柄に深く考えなくてはならない方々だと思うのです。

いかがでしょう。

しかし現実はどうでしょう。

多くの理不尽な事柄を見たり、聞いたり、行動してきたりしてこられたシニアがあまり深く考えない人の代表になっていると仮説を立てるのは一寸言い過ぎでしょうか。

公害問題、原発問題、放射能発散問題、大量農薬使用の問題、・・・に対する発信や、政治的行動が弱いのではと思うのです。

シニアは時間とお金があることから購買層やボランティアを構成するだけでなく、現在わが国が抱えているの問題にもっと積極的に関わることが重要な時期に来ているのではないでしょうか。