新国立競技場のことですが。
昨日の安藤氏が「コンペは建設コストまで考慮して選んでない」との趣旨の発言をされていましたが。
えっ! て感じです。
安藤氏は意匠設計をされている建築家ではなく、工学的なアプローチをされているアーキテクトではのではなかったでしょうか。
工学の建築分野であれば、コンペは建築コスト、維持費、メンテコストなどコストを意識した判断をするのが当たり前ではないでしょうか?
いかがでしょう。
しかし今回のコンペはコストを考えずに選考されたとなれば、「意匠だけで?」と疑問がでます。
建築の専門家が審査委員となり、選考されたのでしょう?
それでいてコストは考えないとは、まったくあきれた選考と言えないでしょうか。
また建築家の専門性を疑いたくなります。
言い方はきついですが、コストを考慮しない工学系の建築家は建築の専門家として位置付けることをやめていただきたいです。
1000億レベルの話には出てきていただきたいと思うのは私一人でしょうか。
いかがでしょう。
昨今の専門家への疑問符は原子力分野だけでなく、建築の分野までも、と言うことが今回のことで炙り出されました。
このようなことが続くと防衛論の専門家もか? と思ってしまいます。