今回、財務省の事務次官のセクハラが問題になっていますが。
確かにひどいことを言っていると思います。
ところで、こんな仮説は立たないでしょうか。
財務省はこんな職場だ、ということです。
彼らは10時ごろに出勤して国会答弁の原稿を朝までやっているところの方々だと思うのです。
つまり、卒業以来数十年この職場しか経験がないのです。
終身雇用だった時期に入った多くの方は、一つの職場しか経験がなかったと思うのです。
ですから他の職場ではどのようなことが話されているか知ることができないと思うのです。
反対に言えば、自分が経験していることと同じようなことが他の職場でも話されていると思い込んでしまっていると思うのです。
財務省の彼らは、事務次官がやっているようなあのレベルの話し方を職場でやっても構わないと刷り込まれているのではないかと思わざるを得ません。
このような職場だと仮説を立てると、しかるべき職制の多くの方々は同じような話を平気でしているように思うのですが、いかがでしょう?
つまり、財務省の方々は、他の組織(会社など)の職場でもそんな話をしていると思い込んでいる方々の集団では、ということです。
あるところで日常的に食べられているものが、日本の他のところでは一切食べられていないなんてことが、よくテレビの番組で扱われて、日常的に食べている方々がそれを知って非常に驚くところが紹介されますが、これと同じことのように思うのです。
今回の事務次官が話したことは、自分達では日常的に気楽に話していることであり、他のところでも日常的に話されていると思い込んでいると思うのです。
ここであえて言わせていただければ、多くの職場であのような低レベルな話はしていないことをお伝えしたいと思います。
お酒を飲んだ席であったとしてもです。
毎日のように国会対応でいつまでも残って、自分の職場しか経験していない方々は、自分の職場以外で話されていることを、他の職場で自分と同じような立場まで上り詰めている親友なりにお聞きになることをお勧めします。
あんなことを言い合って、楽しんでいるような親友は見つからないと思いますが。