『長』なるものは言わなくてはならないことと、言ってはいけないことがあると思います。
組織に所属してそれなりの『長』になられた方であれば、どなたでもそのような考えをお持ちではないでしょうか。
言ってはならないことには、組織の活力を下げるような発言です。
自分達が目論んだことに対する消極的な見解や、自らの組織に対する駄目だしなどです。
一方、言わなくてはならないことは、
・組織の発散したような行為に対しては、収斂する方向のメッセージ
・組織を構成する要員に対する感謝の気持ちの発信
・組織の進むべき方向付けのメッセージ
・組織要員などへのあるべき姿に対するメッセージ
などです。
このように考えますと、現在のわが国の長はそのような行為をされているでしょうか。
一寸、首を傾げてしまうのは私一人でしょうか。
戦略的にそのような行動をとられているのであれば、それはそれでいいのですが。
ただビジネスパーソンとしての経験不足から、そのようなスキルを獲得されておらず、無意識のうちにそのような行為をとられていないとしたら問題でしょう。
是非この辺りを確認したいと感じますが。
いかがでしょうか。