日本各地の一般住宅をテレビなどの映像で見るとどこも同じような形式の家が建てれていることが分ります。
2階建てで、外壁はモルタルなどの様式です。
一方、日本の庭園などの建築形式は1階建てで、シック壁になっているものが多く存続しています。
どうしてこのような古来からある建築形式が捨て去られてきたのでしょう。
このような形式の建築は裕福な方々が建てられてきたものだからなのでしょうか。
しかし、この形式の建物には現在現在の一般住宅にはないものを感じます。
いかがでしょう。
どうしてこのような日本の建築形式の建て方で一般住宅を建ててこなかったのでしょう。
素朴な疑問がわいて来ます。
明治時代、戦後と2回にわたってわが国に築かれてきた建築形式が捨て去られ、他の国の形式に似た形式が導入されてきたからではないでしょうか。
その原因の一つには、日本の建築形式を学問にしてこなかったことを仮設にすることはできないでしょうか。
外国の建築は学問として学べるようになっているにもかかわらず、わが国の建築形式は学べるように体系化してないからではと思ってしまいます。
ただ学問にしてこなかったことがそうさせて来たのではと感じられてしかたがありません。
是非この辺りに関して建築家の皆さんから発信していただきたいと思うのですが。
いかがでしょうか。