年の予算が90兆円で、歳入が42兆円であることから考えると、誰が考えても歳入を増やさなくてはと思われるでしょう。
歳入と歳出をバランスさせるためには、荒く言って二つあるのでしょう。
歳出を減額するか、歳入を増額するかです。
歳出を減額すると言っても90兆円を半分近く減額しなくてはならなくなり、現実的ではないでしょう。
20%減額したとしても36兆円足りません。
歳入を増やす方法もあるでしょう。
景気を回復できれば、90兆円と42兆円の差額の38兆円、または歳出が72兆円の場合の差額の30兆円が税増収額になるとは考えられません。
このように考えるとどうも増税反対を何の理由も言わずに訴えているのは理解できません。
いかがでしょうか。
もしもそれでも増税反対をいい続けるのであれば、220兆円程度ある特別会計の扱いを言及すべきではないでしょうか。
例えば、特別会計の15%相当の30兆円を一般予算に組込められれば、何とか
24年度は収支がバランスする可能性があるのです。
どうして増税反対論者はそこまで踏み込まないのでしょう。
この辺りも理解できないのですが。
いかがでしょうか。