2008-10-06

政治の近傍の力学は教えられていないのでしょうか

宮崎県の知事が与党の政党で出馬するのかとりざたされています。

知事は早稲田の政経学部で政治を学んだことになっています。

イデオロギーは別として,知事は力学を構造面からご存知ないのではないでしょうか。

仮説ですが。

知事は自分の経験の中で,そのような事柄を知る術はなっかたでしょう。

また今までの言動を拝聴していますと,政経学部においても,その力学を学んだように感じられません。

理由は,与党を公約などや,政治的発言などから判断しているように見受けられるからです。

大学では何を教えているのでしょうか。

錚々たる教授陣を抱えていることになっている大学の政経学部であると思われているのにです。

例えば,ODAのマネーのフローをどのように教えているのでしょうか。

病院の建設にかかる予算のマネーフローを。

この辺りにことは,会社で管理者を経験してきている方々なら,大なり小なり,そのマネーフローを薄々知っているはずです。

そしてそのようなことが実行され,黙認されているのは何故について一寸考えれば思い当たるふしがあると思います。

しかし,経験のない方はご存知ないと思います。

そのような事柄を教えてくれるテキストもないと思われるからです。

世の中の不正を動物的に忌み嫌っていた大学生の頃,いろいろな本を読みあさりましたが,その辺りを学問的なりに書かれたテキストを手にすることはできませんでした。

最近でもその辺りにことを書いたレビュー誌なりも,無いのではないでしょうか。

かの有名な政経学部でもそうなのでしょうか。

確かに,今マスコミに追いかけられている知事はそこで学んだはずです。