国の進むべき方向を考える場合,その枠組みを策定することが重要でしょう。
無駄使いの是正には,節約するという見直しではなく,予算配分を抜本的に変えるような見直しが必要でしょう。
確かにこのような見直しは多くの軋轢が生じるでしょうが,以前にも書きましたが,木の箱を作成して来ました会社がダンボールの箱を作成する会社に駆逐されてきたことは時代の流れであり,それを受け入れてきたことを考えますと,理解いただけるものなのではないでしょうか。
また不正の是正には,管理する側の全取り替えが必要でしょう。
つまり変えること,変わる事が不正を防ぐ大きな鍵になると思うのです。
これも確かに,この方法で抜本的に是正できるのかとの疑問があると思います。
これに対しては,この方法しかないだろうと考えるからです。
罰しても,それを重くしても,制度をいじくりまわしても是正されたない現状を考えますと,この方法しかないのではないでしょうか。
それも頻度高く変えることだと思うのです。
方向性に関しては,大きな枠組みの構築が必要だと思います。
どのような基本的な考えを元に進むか,そして他の国々とどのように協調していくのか,人間教育をどのようなコンセプトのもとに行っていくか,予算配分をどのようにするかなど多くの事柄を一度に考えることがを重要だと思います。
この辺りのことを今後考えて行きたいと思います。