また会計監査院の報告で,税金の無駄使いが問題になっていますが。
今回は1200億円もの無駄使い,しかも予算消化のための支出・プール化と,そのプルー化されたお金の無駄使いに相当する電子レンジ,自転車,ゲーム機などへの出費の問題です。
予算を使い切りたいことから来る弊害です。
その行動に結びつける動機は,使いきっていないと実績が少なくなり,来年の予算獲得に影響があるからです。
予算が消化できないと,予算配分の時に,あのグループは予算獲得時にかなり水ましていると考えられ,来年以降に減額査定が行われます。
これは予算配分を行う担当になったと仮定して考えると合点が行くと思います。
そうは言っても無駄使いは許せません。
では,予算を効率的に使い,予算いっぱいではなく,余せても来年度の以降の予算獲得に影響を与えない方法はないものでしょうか。
あまりよい方法を思いつかないのですが,次のような方法で影響を少なくすることが可能ではないでしょうか。
余した予算を次年度に繰越し,次年度予算の原資にすることで解決できないでしょうか。
この繰越は原則2年として,それ以降は認めないような方法です。
これでも予算を使い切るような対処は防ぎきれないですが。
学者の方に名案を提案いただきたいと思うのですが。
いかがでしょうか。