今回の宮崎のコウテイ病の初期対処の報道を視聴していますと、道州制の危うさを感じてしまいます。
今回の発病への対応は、国のマニュアルではないでしょう。
経験してきているのですから、地域のマニュアルを優先するのが妥当ではないでしょうか。
自分達で対応してきたことをベースにしたマニュアルがあったそうですから、それを優先するのが地域に密着した、地域に合った対応ではないでしょうか。
もしも地方の方々が国を優先するような行動をとられるようであれば、道州制を早期に導入することは、妥当でないのではないでしょうか。
道州制を訴える首長を持っている県ですから、まさに今、実践することが重要でしょう。
確かに補償などの金銭面の対応は国レベルの問題だと思います。
しかし、病気への対処はまさに、その地方地方で地方に合致した方法で行うことではないでしょうか。
道州制は、まさに地方が主体になって考え、行動することが必須なのではないでしょうか。
道州制なりを推進している首長の県でも、このような状況を見せられますと、早期導入の前に、プレ導入期間が必要と感じるのは、私一人でしょうか。