今回の宮崎の口蹄疫の問題に、国が云々と発言された方がおられましたが。
地方分権、道州制が叫ばれている昨今、何か違和感があるのは私一人でしょうか。
今回の問題は宮崎県独自の状況に依存していると思うのですが。
牛、豚の日本屈指の生産地であり、まさに地方分権で一番守らなくてはならない課題だったのではないでしょうか。
県知事が主張すればするほど、地方分権とは何をいっているのか、と言うことにはならないでしょうか。
まさに宮崎県が持っている独自の事柄であり、国に言う前に、とは言わないまでも国に言うと同時に県に言うことでしょう。
地方分権とは地方のことを一番よく知っている行政が第一に守るべきノウハウなりをっ保有しているべき事柄でしょう。
日本屈指の生産地なのですから。
ところが地方にもノウハウがないとしたらどこにあるべきと言うのでしょうか。
また国にでしょうか。
確かに国にもあってしかるべきでしょう。
しかしながら屈指の生産地であるところが一番にこのような問題に対するノウハウを収集・蓄積して、事が起きた際に、先ず活動に生かせるようにしていることが必要だったのではないでしょうか。
このような地方の行政の有様を見せられますと、地方分権って何を地方の首長は言ってきたのでしょうか。
一度、地方の行政の方々は、これを機会に再考していただきたいと思うのですが。
いかがでしょうか。