本日16日の朝の番組で小沢氏が話された2大政党制のこと、TPPのこと、日米交渉の経験などと、取り巻きがテレビのインタビューや出演した時の発言とを比較して、あまりにもニュアンスがあるので驚きました。
「小沢さん、お仲間に異なる情報発信をしないように指示してください」と言いたいです。
いかがでしょう。
小沢氏はそのようなことを指示する派閥がいやで、従来の与党から飛び出たのかもしれませんが。
一方、本日付の日経新聞の副幹事長に就任された藤井氏の記事の中に、与党の顧問である稲盛氏の「民主党には優秀な若手はいるが、青い」との発言があったとの話が載っていました。
これらから、なるほどと感じたはじめたことがあります。
本日の小沢氏の発言の趣旨と異なることを発信している取り巻き議員は、組織人としての経験がなく、上司相当が言っていることを支えられていないのだな、と言うことです。
長年与党を経験していた派閥政治の元の政党では、派閥が一組織として働き、当選回数が上下関係を造り、組織統制が図られてきて、その中で育った政治家は組織人と同様、上司が言うことを守り、口車をあわせることを無意識に学んできたのではないかと思い出しました。
しかし、現在の民主党は当選回数とは関係なく、誰でもが対等の資格で発言できる一人一人が独立したフラットな組織になっているのではないのかと感じるのです。
このことが稲盛氏の「青い」との感想を、小沢氏の取り巻きの発言の有様を、さらに小沢氏が仲間の統制を行わないことを生んでいるのではないでしょうか。
これらの現象を見ていますと、これからの代議士は組織人として活躍してきた方々が活躍でいる場にして行くことが必要ではと感じ始めましたが。
いかがでよう。