現在の与党の皆さんは多くの年月、政権与党を張ってきたきた元の与党の行為と同じ事をいつのまにかしているのではないでしょうか。
大臣になって自分が言えば、その通り実行されるのが当たり前という認識です。
前の前の首相の沖縄問題、前の首相の原発問題などから感じるのです。
今まで長年与党が続いていた時代には、衆・参院ともに多数を政権与党が確保していたのです。
つまり、やろうと思えばいつでも、政策の実現に必要な法律案が国会を通過する環境が整っていたのです。
このことによって、与党の大臣の発言が政策に反映できて来たのです。
これを横目で見てきた現在の与党の面々は、自分も言っただけで政策なりが実行されると思ってしまう習慣を身に着けてきたのでしょう。
(政策が行政によって実行されるためには、それが実行されるための法律の制定が必須であり、しかもそのためには与党が衆・参院で多数を確保していることが必須であるのですが。)
多くの発言がそのような習慣から行われているのではと、仮説を立てています。
一方、従来与党が衆・参院で多数を持ってきた政権与党であったときの官僚達は、大臣が言ったことを法律にすることを必死に行ってきたのだと思います。
(このように応えた行為をすれば与党にかわいがられ、地位が上がる可能性があるのですからインセンティブが高かったと推定されます。)
このことが大臣の言ったことが政策として実現されてきたことの本質だと思うのです。
いかがでしょう。
現在の与党の方々に言いたいのでは、自分達の考えを政策として行政官に執行してもらうためには命令することでなく、まづ立法化することだということです。
是非、早く気づいていただきたいものです。
いかがでしょう。