米国が云々とのことでTPPを反対されている一面があると捉えています。
農業が壊滅との議論もあります。
その中で食料自給率が少なくなるとの主張もあります。
確かにそのような捉え方もあると思います。
しかしながら今まで農業分野で疑問になることが幾つかあります。
先ず、米の国でありながら小麦を原料にしたパン食を小学校の給食にしたきたかたです。
国民が米を食べなくなったとの話は最近ではないはずです。
このことに農業分野の方々がこの辺りに対してどのような行動なり、主張なりをされてきたのかと感じています。
最近は小麦の高騰を理由に小麦を原料にしているパンなどにも米粉を導入するため製粉などの技術にも力を入れて、余り気味の米の消費を促す行動がとられて来てはいます。
冷静に考えれば、このようなことを昭和40年代には行われてこなくてはいけなかったのではないでしょうか。
米が消費されていないと言いながらあまり表立った主張が米関係者から出てこなかったのは何故だったのだろうと思い始めています。
そこには何かの(どこかの)力学が働いていたのではと勘ぐってしまいます。
また野菜で言えば、重油を利用して野菜を作っていたり、種を輸入したりもしているのではありませんか。
確かに収入確保という面からは仕方ない選択なのでしょう。
しかしながら、それによって味が悪くなっているのではないでしょうか。
そう言うと、消費者に求められる味のものを栽培・供給してきたと反論されると思いますが。
味と言えば、米の味もこの20年辺りで、また相当変わってきたことを感じます。
以前の米らしい味がしません。
いかがでしょう。
農業を真剣に考えていただけるなら、ただTPP問題だけでなく、総合的に是正していただきたいと思うのですが。
いかがでしょう。