本日のテレビで、日本と同じ品種の米が増産されているとの報道がありました。
わが国への輸出も考えているようで、報道では安い米が入ってくるとのコメントがありました。
確かに安い米が入ってくるようになると考えられ、現在の日本人の味覚であれば受け入れられると推測されます。
最近の米を食していますと、ご飯としての匂いと味が無いように感じてなりません。
いかがでしょう。
1980年代までは、結構味がする米を食することができた記憶があります。
つまり1980年代以降に生まれた方々は、うまいご飯を食べた経験が少ないとの仮説が成り立ちます。
一方、昭和20時代の以降の給食世代は、子どもの時の昼ごはん(学校給食)はパンでした。
(最近の給食はパンが主体でなく、お米のご飯が出ているそうですが。)
つまり、子ども時のにパンを食べさせられていたのです。
その世代の方々は意識されているでしょうか。
以前にも書きましたが、マヨネーズ分野に新規加入を目論んだメーカーが幼稚園にサンプルを配布したとの報道を聞いたことがあります。
つまり子どもに味を覚えてもらう作戦です。
このようにして開拓しているのです。
これと同じことがパン食にあったのです。
このようなことに今までの元の与党の方々や農協の幹部の方々が学校給食にパンを出してきたことを容認してきたのでは、との仮説が成り立つのではないかと思っております。
表現はよくありませんが、いまさら安い米の輸入を阻止などといったことは、あまりにもふざけているのではないでしょうか。
おいしいお米の味覚を育ててこなかったことを、あらためて意識すべきだと思うのですが。
いかがでしょう。
日本のお米の味を覚えてくれてたら、多くの人たちがその味と安心を求めて価格だけで勝負するようなお米を受け入れないと思うのは私一人でしょうか。