この度の選挙結果を見て、驚いたの一言でした。
感じたことは、多くの方々の判断は昨日のことだけでは、ということでした。
つまり、数年以上を遡った判断ではなく、最近のことだけで判断しているのだと。
原発問題であれば、現在のことだけで、どうして原発が数多く建設されてきたのかとか、だれが導入促進してきたのかとか、その関連などは判断されていないということです。
そこには、物事を深く考えない行為があるのではとの感じです。
この原因としてテレビの影響があるのではと考えています。
何度か書いていますように、テレビはマスコミの代表のように捉えられていますが、その実態は、日々の事件をそのまま映像として流しているに過ぎないと感じ始めています。
アナウンサーから発せられる内容は、事実をただただ表現された文言です。
一度冷静に聞いてみて下さい。
またコメンテーターの話す内容は、報道される事件の表層をなめるような発現でしかないように思うのです。
こちらも一度よーく聞いてみて下さい。
何も言ってないような内容ばかりです。
このような情報を聞かされている国民は、そこで発言されている表現を自分の考えのように感じ、復唱しているように感じます。
全て深みのない報道のテレビの影響とは言いませんが、どこか今回の選挙行動から考えてそのような仮設を立てざるを得なくなりました。
いかがでしょう。
マスコミ論の専門家にこの辺りのことを発信してもらいたいです。