太田市の図書館のロゴが問題になっています。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1508/18/news107.html
このことに対して一言いいたいことがあります。
それは、このロゴの問題は東京オリンピックのエンベレムとは異なるパクリだということです。
こちらはコンセプトのパクリです。
「黒丸」と「縦線」との組み合わせによるデザインのコンセプト自身のパクリです。
一方、オリンピックのエンベレムの方はデザインそのもののパクリです。
コンセプトだからよい、デザインだからよくない、という問題ではありません。
この辺りの事をデザイナーなり、デザインを専門にされている専門家からコメントがないことが問題を長引かせていると思います。
パクリには、そのものを対象にしたものも、コンセプトを対象にしたものがあるのです。
ともにパクリで許されるべきでないと思います。
どうして専門家の皆さんは口を閉ざしているのでしょう。
まったく理解できません。
いかがでしょう。
他人の作品でなく、自分の作品がパクられたなら、訴訟も考えるでしょうに、と思うのですが。
デザイン界がパクリの幾つかのパターンを持っていなようでしたらび美術の教育を担っている専門学校や大学などがデザインのリテラシーを明確に伝授していないからではないでしょうか。
専門家のコメントを期待いたします。
http://www.asahi.com/articles/ASH915GVPH91UHNB012.html