2008-01-23

官僚の方々の能力を最大限に活用するには

与党に擦り寄る政策を策定する官僚の方々の見識力を最大限は反映できる環境を整える方法を考えたいと思います。

その方法は官僚組織を変更することではないように思えてなりません。

また米国のように長(大統領)が変われば,その官僚も変わってしまうようなこともわが国では受け入れられないでしょう。

最もすぐにでもできるのが,与党と野党がいつでも逆転できる政治環境を実現することのように思えてなりません。

その梃子になるのは有権者自身です。

まず行動しなくてはならないことは,官僚の方々の姿勢なりを言及することではなく,有権者自らを言及することではないでしょうか。

そしてその方法は,他者ではなく,自分を追い詰めることだけでできるからです。

いつでも逆転できる環境が整えれば,自分の保身のためではなく,また擦り寄る政策の策定ではない,国の政策としてあるべき姿を描いてくれる可能性があるからです。

サラリーマン生活を長く過ごして来ました経験から,長くとどまった上司に対しては,ついつい取り入るような姿勢を見せてしまうのが常ではないでしょうか。

そのようなことを踏まえますと,上司に取り入ることなくいつでも真に考えたアイディアを直言できる環境を整えることこそ,官僚の方々の能力を最大限注入された,グローバルで,先陣を切った政策の策定・実行が可能になると思うのですが。

いかがでしょうか。