2010-11-02

あきれる商品

開発者は商品になった際の不具合を知っているのだろうかと疑う商品が出回っているとお感じになっていないでしょうか。

例えば、錆びる車のナンバープレートをバンパーに留めているネジ、蒸気で曇る風呂に設置する鏡、やたらうるさいワイパーの動作音、クラシックのCDをかけて高速に入ると聞こえなくなったしまう純正で予め装備されたカーステレオ、などなどです。

具体的はナンバープレートのネジが3年くらいで錆が出てしまいました。

雨にあたれば錆びるなんて考えなくても分かることでしょうが、実際錆びているのです。

部品実装設計者はどのような考えで部品を選択してるのだろうと頭をかしげてしまいます。

同じ車で雨の降る日にワイパーを動作させると、その騒音はあまりにも大きいのです。

このことには設計者は実際に雨の日に試乗して確認しているのだろうかと疑ってしまいます。

さらに高速道路走行時のタイヤ(?)の騒音は、純正のカーステレオのCDから流れるクラシック音楽を消し去ってしまうのです。

このことも設計者は試乗確認しているのかと疑いが浮かびます。

車ではありませんが、もっとあきれることは風呂に設置した鏡が曇ることです。

確かに鏡は蒸気がかかれば曇ることは知っています。

お風呂の中の鏡はそのような環境に設置されることは明らかのはずです。

しかし、風呂用品を専門にしている会社の製品にもかかわらず、風呂のなかで鏡を使ってひげをそろうとすると曇って写らなくなるのです。

いたしかたないので、お湯をかけて曇りを消すようなことが必要となるのです。
(お湯をかけてもすぐに曇りますから何度も湯をかけることが必要となります。)

このことも設計者はどうしてそのような環境を理解していただけないのかと、考えてしまいます。

このように、使う場面を考え設計しているのだろうかと思ってしまう製品が多くなっているのは、何故なのだろうと考えてしまうのですが。

いかがでしょうか。

このようなことは政治の世界でも起きているように感じるのですが。

こちらもいかがでしょう。