国家機密か、との論調があり、そうではないのでは、のような議論が始まりそうですが。
そのようなところの最初から持っていくのはいかがなものかと感じるのですが。
いかがでしょう。
まず問われなくてはならないことは、組織が公表するか判断を躊躇している時に担当者相当の方が勝手に情報流出してことではないでしょうか。
そのようなことは内部告発でもなければ許されないことではと考えてしまいます。
組織的なレベルで言えば、組織の指揮命令機構が働いていないと言うことではないでしょうか。
そしてそのことこそ問われなくてはならないことではないでしょうか。
当然情報流出した本人もその対象でしょう。
今回の場合、指揮命令はどのようにされていたかです。
長官まで遡らないまでも、被疑者の上司である部長や組織長が、大臣などの指示を待つまでもなく、担当者近傍にそれなりの指示、今回であれば映像情報の管理を徹底させる指示を出しているべきでしょう。
組織であれば当然でしょう。
今回は海の警察相当のところであれば、さらに当然の措置ではないでしょうか。
それが大臣の指示云々、国家機密云々というところに行く前に問題にされることではないでしょうか。
まず情報を持っている組織の長が、情報管理に関する指示を出すことが必須でしょう。
長官、大臣に行く以前のことだと思うのですが。
一方、組織の長でなくても一担当者なりが、組織の決定(公開も含めて)が出ていない状況で、情報を公開するなどという言うことはあってはならないことではないのでしょうか。
国家機密レベルの話ではなく、組織のありかたとしてです。
このようなレベルのことを問えない規律を持っていないとしたら組織として失格ではないでしょうか。
なには牛の病気の時の当事者としての県が「国の指示が遅れた」との言い訳に通じることのように思えてなりません。
しっかりして!
と言いたくなっています。
いかがでしょう。