特別会計は道路や病院や空港などの収入などからプールされ、その分野の予算として使われる予算です。
一般会計の税収がこれだけ落ち込んでいる時代、是非特別会計の枠を無くすべきと考えますが、いかがでしょうか。
理由はこうです。
自分が特別会計の予算の使い方を考える担当と思ってみてください。
自分の仕事が無くなってもかまわないと考えない限り、予算を何に使おうか考えるのが担当者だと思うのです。
節約して使おうとしたとしても、あるものは使って仕事をしようとするのが常ではないでしょうか。
ここが先ず問題です。
あるものは使わないと予算が余ってしまうのです。
あまるということは要らない予算です。
いらないお金をなぜ集めるのか問われるでしょう。
ですから使うことを考えるのです。
それも1000億以上の予算の枠があるのです。
そうすれば大きな仕事でもつらない限り、予算があまってしまいます。
当然毎年同じような規模のお金が来るのですから、一度了解を得た案件をできるだけあまり説明もなし継続して使えるような案件に仕立てるはずです。
大きな規模のお金を毎年仕事に仕立てるにはこのようなやり方が得策なわけです。
つまり、このようにして特別会計の予算は使われてきたのだと思います。
自分が担当者であるとして考えれば当然の行動でしょう。
しかし、このことが大きな問題なのです。
以上のような行動を起こさせないためには特別会計を止めて、一度一般会計に組み入れて、全体の予算枠から再度従来特別会計で予算執行しなければならないことにお金を付けるべきではないでしょうか。
このことをやるのが国家戦略局ではないでしょうか。
是非、特別会計の枠を止める検討をしていただきたいと思うのですが。
いかがでしょうか。