2009-10-15

予算形式のお金の節約は難しい

予算獲得されたお金を節約して残すようなことは難しいことではないでしょうか。

勿論節約していらないものにはお金を使わないことが大切です。

しかし、どのような仕組みで実現できるようにするか知恵が必要だと思います。

理由は、こうです。

予算を獲得しておいて最後にお金を残すと、次のようなことが言われることがあるからです。

・実績が予算よりも少なくなるのだから来年度の予算のベースが低くなる
・予算計画がズサンであったのではないか
・予算の見積ができていなかったのではないか。
・予算でやることをやらなかったのではないか
などなど
です。

このような言われたら貴方だったらどうされますか。

ここが最初の難関です。

これに対してどのような仕組みで言われないようにするか、または言われても反論できるような仕組みをどのように作ればいいかです。

例えば、予算の一部を残すような節約を推奨して、残した担当部門なりを報奨したら、どのようなことが起きるでしょう。

そうすると部門なりで予算獲得の際に一寸ずつ金額を増やしておくようなことがあり得ます。

査定する方にはそのことまで分らないからです。

つまり報奨すれば、予算額を増やしておいて節約するようなヤカラが出てくると思います。

このように予算で働いていることろで節約を推奨することが難しいのです。

是非この辺りの仕組みをコンサルの方々も含めて知恵を出していただきたいと思うのですが。

いかがでしょう。