7月30日放送の『所さんの目がテン』で美術の鑑賞の話で興味深い話題がありました。
日本人とフランス人とで絵画の鑑賞の仕方が異なるという話題です。
日本人はゴッホの『ひまわり』とか、ムンクの『さけび』などという、有名絵画の画家の名前と作品名を知っている人が多く、フランス人は画家や作品の名前は知らない人もいますが、作品に対する印象を言葉に出して多くを語れる人が多いとの報告です。
日本人は自分の印象は語れず、作品名や画家の名前を話される人が多いとの報告でした。
「教育の仕方が異なるからか!」と感じました。
これほど詰め込み主義の教育が批判されているのに、このありさまかです。
絵画の分野でです。
考えさせられました。
絵画といえば、先日長野県の有名な公園に行く機会があり、同じ入場券でその近くにある文化勲章をもらった画家の美術館に入場できるというので、鑑賞して来ました。
そこにはセザンヌの松?、ムンクのさけび?、との印象の作品が飾ってありました。
文化勲章をいただいた画家の作品でです。
昔文壇はどうのこうのとの話が報道されていたことの記憶があります。
しかし、絵画の世界ではあまり話題に上げられていません。
ところが絵画の世界は江戸時代までのものと異なり、明治時代からこのかた、ルオーだったり、セザンヌだったりするような作品が評価されているような感じの作品が多いように思いますが。
いかがでしょう。
どうも原発の世界だけでなく、他の分野も言えない雰囲気があるのかとつくづく感じさせる夏です。