現在の政治家の多くの方の出身母体は官僚ではないでしょうか。
そのような方々は優秀な方だとは実感してはおりますが,だからといって国のお金を適切に使うことのできる人材と考えてよろしいものでしょうか。
よく考えますとそのような皆さんはお金を配分することには長けているとは思いますが,収入に当るお金を稼ぎ出したことがありません。
椅子に座って政策を立案して実行すれば多額のお金を集めることができる仕組みの中で生きてきた人材でしょう。
このような仕組みで長年培ってきた経験からでも,収入に見合って有効なところにどのようお金を使っていくべきかのスキルを沢山経験・蓄積できているとは考えられないのではないでしょうか。
このような方々が政治家になることは(政治評論家のどなたかがブログで書かれているのを読んだ記憶があるのですが)一種の天下りであり,無駄使いをしている各省庁の外郭団体の幹部と同じような感覚を持った人材と考えるのは行きすぎでしょうか。
何か今回のガソリン税の使われ方を見ていますと,そのように感じるのですが,いかがでしょうか。