長い期間工事をしているのか、という疑問がわかないでしょうか。
「2004年(平成16年)、八ッ場ダム事業は2度目の計画変更を行い事業費が2100億円から4600億円に」のようにごく最近に予算規模が大きく変更になったのです。
この有様から何が見えてくるでしょう。
工事を請負う企業の経営者になって、よく考えて見てください。
長い期間、売上が約束されるのです。
長くなり、予算がついていれば安泰なわけです。
何故そのようなことを言うかといえば、ビル工事でもなんでも計画が遅れると感知すれば、それを解決するための施工の仕方の見直しなり、新しい技術の導入なりで、遅延を是正する努力をするのは当たり前でしょう。
ビルの建築工法などは、クレーンの使い方などどんどん変えて、後期の短縮を図り、コストの削減を図ってきています。
このように工期の遅れや、予算の増加予測に対して、知恵を出して解決しているのが常識です。
ところがダム工事では工期は遅れ、予算は膨大になっているのです。
この辺りも、何故このようなことになってきているのかを前の与党の施策から検証することが必要ではないでしょうか。
受注側に何か利便を図ってきたことではないことであって欲しいと思うのですが。
いかがでしょうか。