2009-09-09

公共事業のキックバックについて

江田氏がNHKの番組の中で『公共事業と政治家へのキックバック』の話を出していましたが、今までの与党、および現在の与党の代議士の方々から陽にそのような話が出てこないのはなぜでしょう。

一方、公共事業はGNPを押し上げるので景気の底上げには即効性あるとの見解を、森永卓郎氏が今日のブログで示しています。

あたかも公共事業は景気を良くするために必要とのコメントが多いのですが、それだけで行うことをよしとするのでよろしいのでしょうか。

また公共事業はやらなくてよい道路の建設などが多く、無駄が多いといわれています。

「無駄」というキーワードだけで捉えてよいのでしょうか。

若い代議士の方々は、キックバックが政治家に行われていることを把握していただきたいのです。

キックバックは執行予算の5~10%に及ぶのです。

例えば100億円なら5億円、10億円なら1億年のようなお金がです。

是非この辺りを自分で調査して実感していただきたいのです。

金額的に見た場合、官僚の天下りのレベルではありません。

特に道路などの公共事業は、特別会計の元に国土交通省のお手盛りで行える事業なのです。

道路族の代議士の方々は必要性に関して体のよい話をされますが、それに惑わされることなく実態を把握していただきたいのです。

今までの与党で野党になる若手の代議士の方々も、『出直し』などという曖昧な言葉で発信するのはなく、今まで与党として行ってきた行為を自ら発信して、それを無くすためにどのようなことをされるのかの具体案を提示していただきたいと思うのですが。

いかがでしょうか。