2009-01-25

政権交代には政策論が重要との見解がありますが

政権を選択するには政策がどのようなものかを比較できるようなことが必要との見解がありますが,そうなのでしょうか。

このような政治状況を造り上げてきたことが,長年変わることなく与党が握ってきたことによると仮説を立てられるとしたらで,政策を戦わすことを求める前に,この政治状況を是正するにはどのようなことが必要かを考えることが重要ではないのでしょうか。

政策論を戦わすべきとのコメントを出しておられるコメンテーターの方々は,是正があまり協調されていないように感じるからです。

現在の状況を造り上げてきた政治的判断はなんだったのか,何が重要視され,何が無視され続けてきたかをまじまじと見つめることが必要ではないでしょうか。

このことを断絶することなく,政策論を形而上学的に戦わせたとしても,是非された政治状況を築き上げて行くことは不可能ではないでしょうか。

是正のための考え方があり,それを下部構造として政策論が展開することが重要だと思うのですが。

いかがでしょうか。