2011-05-17

震災後原発の測定系及び制御系はどのような状態だったのでしょうか

3.11以来、原発の専門家という方々から説明を受けてきましたが、この間、測定系及び制御系はどのような状態だったのかとか、どのように推定されるのかと言ったお話も無しに、講談ではありませんが、あたかも見てきたような説明がありました。

しかし、その専門家からは原発の計測系がどのようになっているか分らないとの前提無しに、あたかも正常に数値が得られていることを前提にお話があったと思います。

このようなことがこの2ヶ月行われてきて、メルトダウンとの報道には一寸あきれます。

何故かといえば、震災後原発の測定系なり、制御系なりがどの程度か予測されていれば、この2ヶ月説明されてこられたことが、どの程度信憑性があることなのか理解できるからです。

逆に言えば、測定系は正常という暗黙の前提の元で、現象(爆発とか汚染水など)
が説明されてきたと思うのです。

専門家であれば、現象を説明する前に出された数値の測定条件を明らかにすることが必要だったはずです。

論文でも掲載された数値だけを鵜呑みにせずに、その数値が出てきた測定条件なり、測定した装置を確認するのが常識だと思うのです。

どうもこの2ヶ月、専門家にしてやられたとの感じをいだきます。

いかがでしょう。

どなたかがコメントされていましたが、どうも原発は科学ではなく、イデオロギーが支配しているようです。