2008-05-07

一言言うことを怠った30数年だったように思えます

戦後を生きてきましたが,自分の子供時代に言われてきたような,軽い注意を子供に言ってこなかったのではないかと反省し始めました。

子供の時に,いつも親から言われたことは「いけないことをしたら,おまわりさんにしかられるよ」という言葉でした。

今から考えると内容的に何だろうと一寸疑問を感じざるを得ない言葉ではありますが,何か影響を与えていたと実感しています。

このような言葉を自分の子供達に日頃かけていたのだろうかと,つくづく感じるこの頃です。

何故このような言葉をかけなくなったのだろうと考えると,『あまり口うるさく言ってはいけないのではないだろうか』とか,『自由にさせてやりたい』とか,『うるさく思われたくない』とか,沢山の自分にいい聞かせ,納得させる理由をもって,言わなくなっていることを正統化してこなかったいうこと先ず思い浮かびます。

このような親の世代が今の社会を築き上げてはいないでしょうか。

その時言わなくてはならなかったのに,放置してきたのではないかというこです。

うるさいと思われたくないような意識がそのようにしてきたのではと感じます。

しかし,言わなくてはいけない時は,何かが起きているまさにその時だと思えるのです。

放置することなく,言わなくてはならない時にしっかりとしたメッセージを発信したいものです。

いかがでしょうか。