2008-09-02

変わることがよいことでは

昨晩首相が退陣しましたが,首相がかわることではありません。

与党が変わることがいろいろな問題を解決する糸口になるのではないかということです。

官僚とのなあなあ関係や,予算配分への干渉など与党が変わらないことは,地方自治体などで長年担当者が変わらないことによる汚職問題噴出などと同じ構図になっていると思うのです。

この担当者が長年同じところに居続ける問題に対しては,多くの方が担当者を適当な期間で変えることだと思うのではないでしょうか。

マスコミも同じような論調で報道していると思います。

与党と官僚の間でも同じ構造になっていると思うのですが。

官僚の人事権を与党が握っていることから来る構造的な事象と思うのです。

というのはどうしても与党よりの政策を策定する人物が優遇される構図が出来上がるからです。

会社に勤められ,管理職になられた経験のある方であればその辺りのことはご理解いただけるのではないでしょうか。

この世界の方々が,飲酒運転と同じように,同じ問題を繰り返し起こすようであれば,制度面からの規制が必要でしょう。

そうは言っても与党と官僚の間はそのようには行きませんから,与党が適切な期間で変わるようにすることだと思うのです。

変わらなければ澱むからです。

変わったからといって課題が解決すると楽観視してるのではありません。

変わることで関係が断たれると思うからです。

10年周期で変わるようなことができれば,表面だった問題に対しては解決の糸口になるのではないかと思うのですが。

いかがでしょうか。