参議院議員の藤末健三氏の
「居酒屋タクシーの裏側」との記事に
「私の経験ですと役所の残業の原因は大きく三つあります。」として
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080610/153060/
・法案の作成
・予算案の作成
・国会質問待機
があがっています。
外部から見ていまして,確かに残業の原因はそうだと同感します。
国会質問待機は役所だけでなく,企業でも国会で関連質問があると待機しています。
このことが居酒屋タクシーの真の問題なのでしょうか。
マスコミの方々も真の理由を取材して欲しいと思います。
今回の件の一因であるかは分かりませんが,以前のことで,このようなことがありました。
企業から官僚の方に渡されたタクシー券が,利用者が降りる時に記載が求められている利用金額の欄に金額を記入することなく,運転手さんに渡されたことが多発したことがありました。
結果はどのようになるかはすぐにでもお分かりになると思います。
後日タクシー利用券を発行した企業に請求書がきます。
その請求書には,当然年月日,時間,利用料金が記載されています。
利用料金はタクシー会社(今回のように個人タクシーであれば運転手さんでしょうが)の方で記入しているのです。
記入された利用料金と運転手さんが個人会社としての報告書なりの金額の突合が行われているのかどうかはよく知りませんが,当然のことながら利用料金が記入されて請求されるのです。
そしてこの金額がべらぼうになっているケースがあり,会社通達で官僚の方にタクシー券を渡す時には,どこから乗って,どこで降りたかを記入してもらうようにとあった記憶があります。
当然利用料金もタクシー会社ではなく,利用された方に書いていただくように口添えするようにとの通達でした。
今回はこのようなことは無かったのかなというのが率直な感想です。
この辺りも取材していただきたいものと思うのですが,いかがでしょうか。