国や地方自治体では予算の原資がないような報道がされています。
与党の方々は特に主張しているのではないでしょうか。
増税ばかりが聞こえてきています。
しかし,そうなのでしょうか。
確かに各ところで確保している予算規模をそのままにして,さらに何かをしようとすれば使えるお金は当然足りなくなるでしょう。
このような議論は現在のような状況においては不毛ではないでしょうか。
低成長時代,高齢化,人口減少など経済状態のあまりよくない状況において,原資をどのように配分しなおして活性化して行くかを考えるのが,今まさに求められていると思うのですが,いかがでしょうか。
それには今までの枠組みを足元から見直す必要があると思います。
つまり,現在までの実績を基本に予算規模を求めるやり方から,例えば,国としてこの5年なり7年なりを見据えて,トップダウンで予算の配分を考えていくやり方なりが必要ではないでしょうか。
どこかの社会主義の国々を描いてるのではありません。
今までの澱を取り除いた状態を作り上げていくためには,新たな予算配分の仕方を考え出すことが必要と考えるからです。
しがらみの予算規模を前提にすれば,原資が不足することことばかりが浮き彫りになるのだと思います。
ここで,実績を踏まえない予算配分をするような抜本的な取り組みが必要な時期だと思うのですが,いかがでしょうか。