一定額の予算での道路の建築,会社の偽装,特別予算の無駄使い,地方自治体の無駄遣いなど,問題が山積して来ています。
これらは,誰が悪いとか,政府や行政が悪いとか,マスコミ辺りを中心に報道されています。
そのような報道がされると,眼はどうしてもそこに注がれます。
本当にそこが原因なのでしょうか。
今こそ,よく考えるべき時代ではないでしょうか。
次のような仮説は立てられないものでしょうか。
・個々の人々や,組織が悪いと言う見解は,表層である。
・悪さを支えるのは個人や組織だけではなく,主には法律である
・法律は国会で決められており,多数与党の支持基盤に有利になりがちである
・同一資質の与党が60年も君臨すると『澱』がたまる
・上位の階級に生き残る官僚は与党の眼にかかる人材になりがちである
このようなことが現在問題になっている元凶になっていると考えるのは,偏っている見方でしょうか。
何かこの辺りに問題があるように思えてなりません。
いかがでしょうか。