2008-02-07

「食料の自給率の向上を」に対するコメント

輸入された食料の安全性の報道の中で,わが国の食料の自給率も問題になっています。

40%を割っている現状を打破する自給率向上策が必要だ,というのが話題だと思います。

どうすればという前に現状の農業が魅力ある職業なのかを考えることが必要ではないでしょうか。

絵の世界で言えば,絵を描く能力を持った人材が画家になるよりも,アニメーションやマンガ作家を目指すのは,そこに魅力ある仕事があるからだと思います。

これと同じように農業という分野を魅力あるようにしなくてはならないでしょう。

魅了あるものにと言っても多くの課題があると思いますが,ここでは仕事の仕組みを取り上げたいと思います。

それはサラリーマンスタイルの導入ができないかです。

定時出勤,週休,有給休暇がある仕事の仕組みです。

輪番の導入なり,代行なり,いろいろな仕組みを考えなくはならいとは思います。

しかし,この辺りのことに新しい仕組みが導入できるようになれば,農業を再度考えてくれる若者が出て来るように思えるのです。

今農業を行おうとする若者は現在の仕組みでも入って来るとはおもいますが,自給率を上げられるまでの人材をこの分野に来てもらうためには,斬新な枠組みの検討と,提供が必要と考えますが。

いかがでしょうか。