選挙になるとマスコミは既成の政党を恒常的に支持していない選挙民を無党派と呼んでいます。
この無党派のことが選挙を介してではなく,社会保険庁問題や暫定税制問題などの答弁を聞いて感じることがあります。
党派に属すというのは,主義主張と言った考え方にのとって行われることだと今まで思っていました。
しかし,既存の党に属したり,支持したりする方々の発言を聞いていますと,その辺りのことが希薄のように感じます。
党派に属している方々は,ただただ自分の党派の主張を弁護するに終始しているように思えるのです。
それも理由にならないような論理の展開です。
その論理の裏にあるいのは利害なのかなと思ってしまいます。
例えば,道路であれば工事予算の確保です。
このように考えてくると,党派とは利害がはっきりしている方々の集団であり,無党派とは利害をあまり意識されていない方々というように区別することができるように思います。
つまり,利害をあまり意識することなく判断する集団こそ,無党派層と考えることができると思うのですが。
いかがでしょうか。