2009-07-05

大臣、自治体の長は所掌範囲が狭すぎるのでは

今までの大臣や自治体の長はあまりにも内部を見ることに時間を割いていなかったのではないでしょうか。

長としての役割を果たしてきたのかということです。

マスコミに出ずっぱりになっている長がいますが、勘違いをしてはいないでしょうか。

内部に眼を入れることをすれば時間は相当必要になります。

自分の政策を実行しようとすればするほど必要になるはずです。

しかし、そのようなことがないのは長はここまでやればいいと自分で決めているのはないでしょうか。

いままでの長がそのようにやってきたと伝える方もいるのでしょう。

場合によっては政治学を学んだといわれている大学の教授が、それも経験者が、そのような行動を伝えているのではと思わざると得ません。

ここが問題なのです。

大臣も同じようなことがあるのだと思います。

頼りない法務大臣がいらっしゃいましたが、彼女だけでなく、いままで君臨してきた与党の大臣が上がってきた書類を見て印鑑を押す作業を大臣の役割と考えてきたことによるのではと思わざるを得ない面を感じるのです。

そうなると何が起きるかといえば、まさに官僚主体の政治です。

政党は体の良い言葉を発する人材を供給してきたに過ぎないのではと仮説を立てざるを得ません。

官僚主体の政治がただ単に悪いといいたいのはありません。

官僚が与党というフィルターで都合のよい人材が登用されているからです。

与党の政治家が長になるわけですから、是非政策内容である実行状態にまで眼をみはり、問題点を是正できるような行動をしていただきたいと思うのですが。

いかがでしょうか。