2009-07-15

種をまいてきたのは、どなたか

現在多くの問題が顕在化してきています。

例えば、官僚の不正行為なり、不要ダムの建設や、埋め立て工事や、報酬が現役官僚時より高額になる天下りなどの問題です。

与党の若手の方々はあたかも誰かが行ってきたような発言が多いように思うのですが、その種をまいてきたのはどなたかと言えば、所属されている、まさに自分の党なのです。

その辺りのことを自覚することが必要と思うのですが、いかがでしょう。

この辺りの認識なくして問題の解決は不可能だと思うのですが。

いままで与党が管理してきたのは、政治家ではなしに、優秀な官僚だと思うのです。

「優秀な」という枕詞だけでなく、与党のフィルターで選りすぐられて官僚だと思います。

つまり、与党の意向を踏まえた官僚が政策を立案してきたのだと思います。

あたかも与党の方々が策定しているように聞こえますが、官僚が下案を作成しているのだと思います。

このような状況で、与党の政治家の方々が、下案を鵜呑みにして、自分の頭で評価なりをしなければ、官僚の思うままの政策が執行されることになるのです。

官僚は中立が建前でしょうが、人事に与党なりの力がかかれば、当然与党にあまい政策が実行されることになると思います。

この辺りのことを、与党の若手の方々(30歳から40歳台の方々)はどのように捉えておられるのでしょうか。

是非テレビなどマスコミで情報発信される時にでも、言及していただけるとありがたいのですが。

いかがでしょうか。