2011-03-12

今回の地震に対する横浜市の市営バスの運用は適切だったのか

昨日の宮城県沖地震で横浜市でも大きな揺れと被害があり、JR、地下鉄が止まりました。

その中で、何と神奈川中央バス、江ノ電バスは夜遅くまで運行されていました。運転手さんが親切に乗り降りに柔軟な判断をされおり、好感をいだきました。

ところがです!!

横浜市営バスは地震の揺れが中断して、多くの方々が自宅なりに帰るためにバス停に(JR、地下鉄が止まってしていましたので)長蛇の列ができている時に、何と乗車されていた方々を降ろした後、回送で市民の前を車庫に戻ってしまったのです。

市のバスとはだれからのお金で、だれのためのバスなのでしょう!

市長はどのように思われているのでしょうか!

バスを運行されている方々は市なりの運用規則に則って、バスを回送されたのでしょう。

しかしそれでよかったのでしょうか。

労働組合の幹部はどのように考えているのでしょうか!

全くあきれる対応です。

今回の横浜での市民の方々が足の確保のためにバス停に多くの方々がいることを運転手の方々が見ているのにこの有様です!

市長、運用をされている市の部局の方々、労働組合の幹部は、現状を把握できる環境にあったのです。

それでありながら、民間のバスの方々の運用状況を見ながら、職場放棄相当のことをして、市民の足の確保を行わなかったのです。

このことに対する見解を提示するとともに、運用条件を見直すべきです。

いかがでしょう。

ところで今回、実際に経験して感じたことがあります。

このような状況でバスの運行をされる際に、日常の運用ではないことを実行することが必要と思ったのです。

このようなことが起きたのです。
何とバス停をバスが通過してしまうのです。

その原因は、始発相当のバス停で、乗車される方々でいっぱいになってしまうのです。

ですから途中のバス停ではほとんどの方が乗れずに残されてしまうのです。

3時間30分待って、20台相当のバスがきましたが、乗れたバスは5台程度でしかありませんでした。

つまり日常と同じ運用を行っていれば、当然の結果です。

このような時ほど、運用管理を行っている方々の智恵の発揮が必要と感じました。

具体的な案としては次の通りです。

バスの発車場所を運行ルートの途中にいくつも設けるのです。

日常の始発のバス停、次のバス停、その次のバス停、・・・とずらして運行するのです。

是非、日常の運行でない方法を採用されて効率よく、市民の足が確保される方法を採っていただきたいと思いますが。

いかがでしょうか。