これだけ、携帯がつなかがらない、電話がない、電気もきていないとの報道があり、さらに避難場所にいる方々から「支援を求める連絡ができなく、必要な物資が届かない」とか、医療現場の先生からは「医療材料がなくなるが連絡ができない」などのことが報道されているのにNTTをはじめとした通信会社の活躍が見えないのは何故なのでしょう。
現在、通信会社は可搬形携帯電話基地を提供したり、衛星電話を提供したり、無線LANを無料開放したり、171などの伝言サービスを提供したりはしています。
しかし、これらの多くは机に座っていてできるサービスであり、現場に出向いての支援ではありません。
確かに通信業者は出向いてサービスする業種ではないかもしれません。
しかし前述のように非支援者が支援者側に情報を伝える手段がないため困っているのです。
多くのマスコミが連日報道しています。
このような時にNTT,KDDI、ソフトバンクの幹部の方々は何を見ているのでしょう。
メールで医療関係の先生が通信手段を持参している自衛隊、警察関係の方に被害地の避難所に入っていった時に、お一人そこにいてもらって通信手段を使えるようにしたらよいのではと書かれていましたが。
この方法もさることながら、通信業者の方々に衛星で通信できる携帯電話を持参いただき、避難所のチーフに1台貸し出すことをされたらよいのではと思っています。
いかがでしょう。
通信ができないなら「飛脚」の復活しかないのではないでしょうか。
是非、避難所、医療機関への1台の衛星携帯電話の貸出しをご検討いただきたいと思うのですが。